北海道大停電の私的メモ

特に必要のない事なのでプロフィールなどには記載していないが北海道に住んでいる。
今回の北海道胆振東部地震にあっては幸い直接の地震被害はなかったものの、北海道全域で発生した停電によって平時にはない経験をすることになった。私はnoteを利用すると決めたときから、私の好きなものだけを記事にしていこうと決めているのだが、公開の場に書いた方がよいと思い記事にする。
この記事は本当に私的なメモ書きであり、後述するが他の状況にあっては参考にならない場合も多いと思うが、滅多にない事であるから誰かが読んで「へぇ~」「準備は大事」「愚かな…」と思ってもらってもいいし、今後困った誰かの参考になれば幸甚である。

なお私はこの大停電前まで自分の防災意識レベルを5段階の4くらいと自負していたが、この記事を書き切ってから読み直すと全くの防災素人イキリ野郎であったことがわかる。恥ずかしい。

テレビが付かない。情報はどこにあるの?

はっきり言って私はほとんどテレビ番組は見ない。
社会人であるから朝の身支度時にワイドショーなどを時計代わりにチラ見しながら興味のあるニュースを流し見し、職場でニュースサイトをチェックする程度だ。(家では暇さえあればゲームをしているし)
しかし災害時となれば当然別で、どんなに遠い地域でも災害があったとなればまずテレビをつけて確認する。
これは同じ国の中で起こっている災害に対する心情的な部分も当然あるが、社会人としては物流などへの影響も考慮する必要があるから絶対に”必要”なことだと私は考えているし、職場でも普段は完全に置物になっている小さな古いテレビをつけて職員が耳を傾けつつ仕事にあたっている。

このように災害時に”当然”確認するテレビが全く使えなくなるなどとは考えてもおらず、大変不安な時間を過ごすこととなった。
ことが収まってみれば災害グッズには定番アイテムとしてラジオが含まれているし、「ラジオを聞いて避難所に~」といった文句もよく耳にする。
しかし私の生活にはラジオというアイテムが全く存在していなかったのだ。
粉をかけて固めるトイレや体に巻くアルミシートと同じ位置にラジオは存在していて、おそらく家の中に1個くらいはあるだろうがどこにあるのかわからない存在となっていた。

私が情報収集に用いたのはスマートフォンだ。
ゲーマーであれば当然モバイルバッテリーは常にフル充電でVita・3DS・Switch用に3個持っているよね?さらに出張先で買った電池式の充電器も2台ある。(モバイルバッテリーがあるのになぜ出張先で2台も?ボブは訝しんだ)
みんなもゲームボーイとポケットプリンタのために単三・単四電池は大量に備蓄しているよね?それが功を奏した。
夜間も含めた24時間の停電中、スマホの電池切れを心配しなくてすんだのはラッキーだったと思う。
ゲームボーイ用ポケットプリンタはAmazonでも購入可能だ!ついでに単三電池も買っておこうね。ポケットプリンタは単三電池を6本使うぞ!

話を戻そう。
スマートフォンでの情報収集は非常に現代的で、広大なインターネッツの海ではどんな情報も得られるに違いないと確信していた。
ところがここで大きな壁にぶち当たった。
北海道中が停電しているので公的機関・企業がインターネットに情報を上げることができなかったのだ。インターネッツ商店街を彷徨ってもお店が一軒も開いていない状況。
頼みの綱であるFacebook、Twitterの民たちもまだ寝てるらしい。
タイムラインにはギャグ系botのツイートだけがいくつも並んでいた。

地震・停電の発生は早朝(というか深夜)3時。早朝3時に停電になっても大抵の人は気が付かないはず。
震源地からは離れているので地震による直接的(物理的)な被害はほとんどなかった。私は地震発生時に目は覚めたものの眠気の残った脳は「たいした揺れではない」と判断し、華麗な2度寝をキメていた。
地元中がそんな感じだったのだろう。

私が起きたのは朝6時。普段よりは全く早い起床だった。それでもTwitterでは防災系botや報道機関のツイートからニュースサイトなどにたどり着くことができ、”今なにが起きているのか”を知ることができた。
それからは有力な情報サイト数カ所を随時チェックするようにした。
普段は気にならないことだが、ネットニュースは1件あたりの情報量が少ない。文章特有の冗長さや確定事実のみの記述は通常時は当然のことと受け止められるが、電池や電波など限られた情報取得のリソースを割いて複数の記事を周ることは非常に困難だ。
記事の速報性を高めたりアクセスを増やすため、ネットニュースでは2・3行程度の記事に大仰なタイトルがついていたりする。更に映像ニュースは重たくて動画が読み込めず、文章は全くなかったりするので完全な無駄であった。

普段は気にしないどころか、それはそれで有用に使っている。
そもそもネットニュースなど、1件の記事で完結させずに何件かを見て情報の真偽や不足を埋めていくものだと私は考えているからだ。
しかしネットワークエラーの頻発する中、何度もリクエストを送りなおした結果その程度の情報しか掲載されていなかった時には極めて徒労感を感じたし、ハッキリ言って迷惑でさえあった。

ちなみに。
電気の復旧が極めて速い地域に住んでいる友人宅ではテレビも付けることができたそうだが、地デジは一切映らずBSのみで、しかもBSのチャンネルではほとんど地震に関する情報を報道していなかったそうだ。ままならないものだ。

携帯電話回線の混雑。固定電話がヒカリ電話。

電気が無いとルーターが動かないので無線LANは使えない。
地域中が停電しているのでそもそもインターネット回線自体が使用できなかったようだが、そうなるともうスマートフォンでキャリア回線(携帯電話回線)を使用するしかない。パソコンはただの箱となってしまった。
当然スプラトゥーンや艦これはできないということになる。

私が起床した朝6時前後は全く平時と変わらず、特に意識することすらなくサクサクとネットができていた。遠方の友人や家族とはLINEでやりとりしていたし、ちょっと離れたところに住んでいる祖父母とは何回か電話で会話している。

状況が変わったのは私の体感では昼12時前後からだ。
明らかにネットが遅い。遅すぎる。ついには通信エラー。
電話もコール前が長くなってきて不安を煽った。
普通に考えれば生活時間帯のピークであるから、多くの人がアクセスして混雑しているのだと想像できるのだが、唯一の情報手段であるスマホが使えないとなった時私の脳裏には「より深刻な”何か”が発生して携帯回線が使えなくなったのでは」というちょっと大げさな不安だった。
つまり、携帯回線にとって重要な施設が震源地周辺にあって余震で壊れただとか、予備電源で動かしていた回線基地の電源がついに切れたとかということを心配したのだ。

慌てて(この段階でやっと)市役所などの防災拠点情報を得ようと思ったら市役所のHPは昨日から動いていない!(市役所も停電しているんだから当たり前だ)

刹那、「固定電話は電話回線から電気を取るので非常時でも使える」という小学校の生活の授業で習った古の知恵がよみがえる!
すぐさま祖父母の家に電話をかけるがなんと不通!
祖父母の家は数年前にヒカリ電話に変えていたのだ!ネットもつながらないし電源はコンセントから取ってる!ハァ~つっかえ

と、思ったら我が家の電話機も動いてないぞ?なんぞ?
どうやらディスプレイだの録音だのファックスだの色々な機能が付いた最新の電話機は普通にコンセントから電気を取っているらしく使えないらしい。古の知識は所詮古いのだった…。
なお、今や過去の遺物として街角に鎮座するのみとなっていた公衆電話については現在も前述の原理で動いているらしく使用可能だったようだ。
利用が発信側に限られるのは難点だが、道外の知人を中継地点にして安否を連絡したり、災害用伝言版を利用する分には問題なく使用できる。
長く住む地域なのですぐに見つけられたが、わからない人は確認しておくと安心だ。

オール電化…お前、死ぬのか?

私の祖父母は大変元気な老人で、基本的な生活はもちろん年に数回はゴルフなどのスポーツも嗜むほどだ。はっきりいって体力では私を凌ぐ。
だがウッカリミスはしょっちゅうあるようで、ヤカンの水が半分になるほど放置してしまったり、ストーブの排気口が雪で埋まって止まったのを故障だと思って買いなおしたりしていた。
だから、何を置いても安全のために、オール電化にしたのだった。

平時の暮らしでは十分安心を得ているので失敗だったとは思わない。
だがガスも水道も無事なのに、トイレの水が流れずカップ麺用のお湯も沸かせないというのはあまりに不便だ。
秋だからよかった。夏であればエアコンや扇風機が、冬であれば零下の中一切の暖房もなく24時間を過ごすことになるところだ。

その点ではガスコンロときゅぽきゅぽ言うレバー式のトイレを備えた我が家はまだ大分マシだ。
北海道の家庭ではストーブ用の灯油は各家庭の敷地内にストック用タンクがあり、少なくとも1週間は動かせる。ほとんどの灯油ストーブは電源供給が必要だが、少なくとも我が家では2台の電池式ストーブを保有している。
北海道の冬を思えば心もとないが”北海道で冬に暖房器具無し”という恐怖を思えばいくらかマシだと理解してもらえるだろう。

ともかく、トイレも流せないような環境に高齢の祖父母を孤立させておきたくはなかった。数か月前に気まぐれで祖父母の家が該当する避難所を調べていたのだが、まず避難所が開放されているのかを知るすべがない
避難所だって電気は通っていないのだし、仮設トイレの運搬など望むべくもない。避難所へ行っても状況は変わらないように思えた。

私だって北海道の大地に生きる一介の社会人、当然自家用車くらい持っている。
しかし町中の信号機が消えている状況で、平時 車で30分の距離にある祖父母の家まで行くことが適切であるかの判断が私にはつけられなかった。
家に家族を置いて出かければ、現状よりもさらに家族が分散してしまうし、その時点で携帯回線はかなり不安定になってきていた。
事故を起こせば地域の迷惑になることは確実だし、祖父母を乗せて事故や渋滞にハマることは避けなければならなかった。

結論を言うと、その後しばらく悩んだものの私は車で祖父母を迎えに行き、問題なく合流、わが家へ迎えることができた。
その際、事故や渋滞が予想される大きな道路まで様子を見に行き、駄目そうなら引き換えして避難所へ行くように勧めるつもりだった。
だがすでに大きな道路では安全確保のために警察官や自衛隊員による手信号誘導行われていて安全に運転できたし、台数も少なかったので非常にスムーズに祖父母の家までたどり着いた。

もちろん、大きな道路と小さな道路の交差点などでは交通誘導がなく、車同士が譲り合う必要があったし、信号が無いことで歩行者や自転車乗りが完全に自分勝手な動きをしていたので安全運転と注意は欠かせなかった。
この状況で車を出す人間は少なからず運転に慣れた人間だったのであろう。交差点での譲り合いには少し緊張したが、周囲の車はみな状況を見て適切に動いていたので特に難しい場面もなく運転できた。
(もちろん、周囲の様子を十分に伺いながら車の動きに配慮している歩行者も居た。歩道の手前で停止し、詰まり気味だった右折車にどうぞ、と身振りで譲っていたおばさんのことはハッキリ覚えている。)

祖父母の家から自宅に戻るとき、幹線道路では信号機が復帰していた。
可能な限り大きな道路を選んで運転することで、帰りも問題なく移動できた。

ちなみに、車のテレビは普通に見ることができた。
ワンセグは通常通り受信できたということらしい。残念ながら我が家には車以外にワンセグを受信できる機器がなかったので、ガソリンやバッテリーを温存するため移動時以外は見ることはなかったが、わずかでもテレビが見れたことは安心感につながった。
停電中に車のバッテリーが上がっては一大事なので多用はできないが、外出先などで情報が閉ざされた時には有用だろう。

多分デマ。でももしも本当だったら…で動いてしまう

どうやら道内のあちこちで同じようなデマが出回ったらしい。
断水情報」である。

私の住む地域では震災直後から水道には影響なく、通常通り水道水を使用できていた。
さらに私は役所に勤める親しい友人から、早い段階で水道やガスに関しては問題ないことを聞いていた。
だから別の知人から断水情報を聞いた時にも誤情報だろうと判断したのだが、その知人に「断水は無いから心配しないで」とは言えなかった。
そればかりか、ないはずだと思いながらも風呂に冷水を張り、トイレの前に水の入ったペットボトルを何本も置くなどしたのだった。

知人が得た断水情報はいかにも発信元不明の”噂”レベルであった。
一方私の得ていた情報は仮にも災害対策の前線にいる役所職員からのものであるし、その際の説明も納得のいくものであったので非常に信頼できる情報と言ってよかった。

しかし私が「断水は無い」と言ったばかりに、本当に断水が起きた時に知人宅が水に困る事態があっては責任がとれない。
私自身も、万が一断水したら困るな、と思ってしまったのだ。
当然水道局などの公的な機関からの情報は得られないし、役所の知人は勤務中だから私的な不安のために連絡をするのは躊躇われた。(そもそも電波もかなり悪く、電話がつながるか判らないほどだった)
結果的にその時貯めた冷水は翌日には入浴に使用できたので無駄にはならなかった。しかし、その時の不安感や必要以上の水をためてしまったという”もったいなさ”は心残りとなっている。

今回の断水情報騒動について、大きな実害はなかった(と私は思う)ので誰に対しても断罪は不要だと思っている。
”動物園のライオン事件”のような明確な悪質性はなく、誰もが「水をためておいた方が安心だよ」という善意のリレーで広めてしまったのだから、広めたことに罪悪感を抱かなくていい。
ただ、限られた情報に縋らざるを得ない緊急時には思いがけず重要な情報として多くの人の行動を引き起こしてしまうことを意識し、まず自分の発信する情報に責任が持てるかを考える必要がある。

現金は最強

時間が経って、コンビニやスーパーが商品希薄ながらも営業を再開した。
家の近くのドラッグストアは早い段階から営業してくれていたので助かったのだが、私の財布は大変に薄く、買い占める意図はなかったとはいえ実に心もとない量しか購入できなかった。
(結果として停電はすぐに終わったが、その時点ではまだ情報が錯綜しており数日はかかるような報道も目にしていた)

クレジットカードはもちろん、Kitaca(北海道のSuica)などの電子マネーは使用不可。ATMも銀行も当然やっていない。

幸いその日、同居家族の財布が厚かったので生活必需品のためと言って1万円程を預かって再度ドラッグストアへ向かった。先ほどはスムーズに購入できたのだが、今回はレジに長蛇の列ができていたし、商品も選べるほどは残っていなかった。それでも必要とした分だけは購入できた。(お釣りはちゃんと返したよ!)

そもそも金はないので、財布の中にたっぷりと現金を用意しておくことは不可能なのだが、そうはいっても「金欠なので売ってください」というわけにはいかないし、「金欠だから我慢しよう」というわけにもいかない。
ATMも稼働したので5千円札を1枚折りたたんで、財布の普段使わないポケットにしまっておくことにした。
十分ではないだろうが、無理なく用意できる現金をわずかでも取っておけば完全に積んでしまうような事態は避けられるはずだ。

なんの助けにもならない、だけど嬉しかったこと

停電中でご自身らも家のことが心配だろうに、早くから店を開けてくださった各店の従業員の方々や安全確保のためにずっと路上で誘導等をしてくださった警察・自衛隊関係の方がた、最前線で状況確認などにあたってくださった電気・ガス・水道などのインフラや役所の方々には感謝に堪えない。
いつだって感謝すべき大切なことだが、北海道民全員が一律の被災者となって改めて実感した。

もちろん、章タイトルの「なんの助けにもならない」とは彼らのことではない。大いに、大いに助けられているのだから。
ここで書きたかったのはスマホの充電を減らしてまで見た自分のTwitterタイムラインで、あ、嬉しいなと思えたことだ。

それはNintendo Directの放送延期と艦これ秋イベントの延期だ。
いかに役に立たないかお分かりのことだろうが、私は嬉しかった。
どちらも、配信が始まってからのドキドキを世界中の同好の士と共有できることが最大の魅力だと思っている。
だからその楽しみの輪の中に、北海道のユーザー達をしっかりと捉えて「ちょっとだけ待ってるよ」という対応をしてくれたことが嬉しかったのだ。

大停電と地震は別の問題と考えてほしい

今回の北海道大停電は地震が引き金となったものの、地震による倒壊や液状化などとは被害エリアが全く異なることから、一旦は別物として考えた方が良いように思う。

先にも書いているが私の住む地域は北海道大停電によって停電はしたものの、地震の揺れはそんなに大きくなかったしインフラ設備そのものへの物理的な被害も起きていない。
ただ電気というものが無くなっただけという状況だったのだ。
だから、この記事もどこか呑気でふざけたような内容になっていたと思う。
なにせもう仕事は普段通り始まっているし、停電当日だって退屈になってきた夜頃にはSwitchでマインクラフトなどをしていたくらいだ。
(先日大きな坑道を見つけて以来、ずっと探索しているのだ)
地元の街はもうほとんど元通りと言っていいくらいだ。
スーパーに豆腐やチーズが無いのは驚いたが、お惣菜もちょこちょこと売ってるし、昨日には地元のパン屋で食パンも購入できた。
明日か明後日にはもう完全に日常に還ると思う。そんな具合だ。

一方の北海道胆振東部地震では震源地となった厚真町を中心とした道央地域南部で土砂崩れなどによる家屋の倒壊が起き、36名の方が亡くなっている。
(この記事の執筆中に最後の行方不明者の方が発見された)
現在も被災地は雨が降っており二次被害などの懸念があるが、家屋を失った地域住民の方も多く避難所で耐え忍んでいる。
厚真町以外でも電気配線・ガス管・水道管が損傷しインフラがまだ回復しない地域が残っており、日常への復帰も、復興に向けた取り組みもまだまだこれからだ。ボランティアの受け入れ体制も今後徐々に整えていくのだろう。
被災地の映像で、おいしそうに実った黄金色の稲田が美しく風に吹かれていたのを悲しく思う。

札幌でも清田区で地面の液状化現象が発生し、多くの人が避難や給水所通いをしながらの生活をしている。知人は清田区内に墓地を持っていたが、霊園が液状化によって壊滅状態となってしまったらしい。自然によることとはいえ、鎮めるべき場所である墓地を失った知人の心中は察するに余りある。

今回の地震と停電によって命を失われた方々にお悔やみを申し上げます。
同時に今まだ被災地で頑張っている方に心からエールを、我が地域、我が道、わが国が取り組む被災地への支援に期待します。

他方、私はもう日常へ還っていきます。
同じ北海道の大地で今も困難の中にある方々のことは心に留めつつも、遠くにいる私には私の日常を送る必要があります。それはやるべきことをやることであり、楽しむべきことを楽しむことだと考えています。
日本では多くの災害があり、その度に”自粛”という言葉が出てきます。
必要な配慮でもあります。しかし、際限のない事でもあります。
このnoteの執筆を以って、私の被災は終わりにします。
仕事と家事と、その息抜きでありライフワークともいえるゲームなどの遊戯も全て、普段通りに行うことにします。

北海道外にお住まいの方、もしも道南・道北・道東地域への旅行をお考えでしたらぜひいらしてください。
念のため地域の観光協会などに状況は聞いた方が良いと思います。
節電などでちょっとボリュームダウンしていることは否めませんが、ぜひ”日常に戻ろうとしている北海道”を見に来て下さい。