ドストライクな推しに引いてる話

天城一彩っていうんですけどね。
(これはP機関?に配属して10日目の新人Pの戯言です)

私は適度にゆるくオタ活してきた人間なので。ハマればとことんなんですが、ハマるまでは興味引くモノを場当たり的に色々と見てました。それでもあんスタには一切触れてこなかったんですよね。手を出すには歴史が深い印象もあったので……。

ある日、まあ、あまりに暇すぎるGWにいつものようにYouTubeを見ていたら、何度もあんスタの広告にターゲティングされてしまったので。私はついにこの6周年にしてあんスタに手を出すことにしました。

今更内容ついていけないだろ〜〜と思いつつ、先輩Pが身近にいたのでご指導ご鞭撻をいただきながら気づいたらMusicの第一部まで読み終えていました……。


えっ主人公めっちゃくちゃ推せるな!?!?


まさかの好みにドストライクすぎるキャラクターが出てきてびっくりしちゃいました。それが冒頭に挙げた、天城一彩君。

なぜこんなにテンションが上がってしまったのか――というのも、今までそういうアプリゲーやらで確固たる推しがいなかったので。いつも"しいてあげるなら"の枕詞がついた先に、このキャラとこのキャラとこのキャラが好きかな、と複数人を答えることが多かった。さらにいえば「唯一の個」よりも「キャラ同士の関係性」に意味を見出したい派。

このキャラめっちゃ推してるんだよね、と熱量を持って喋れたのは、学生時代に見ていた進撃の巨人のジャン・キルシュタインぐらいしか思い出せない。それも若さ故に語れたし、ここ最近は特にブワーッと推しの感情を持てていなかった。その感覚が今、持てたんですよ。

天城一彩が尊いって思う感情とともに、出会えた感謝だったり嬉しさだったりを今胸に抱いています。本当にありがとう、天城一彩。


(以下、自分語りを交えた天城一彩語り。始めて数日の初心者の戯言なのでご容赦ください)


なんでこんなに”好き”と思えてるかといえば、めちゃくちゃ好みな性格してるんですよね。ずば抜けて理性的なのに、無知で愚直。現代日本とは異なる君主制なしきたりの元で育ち、それに逆らう反抗心なんて全く湧き出ることない。むしろ、それが"当然に当たり前なこと"として受け入れている。

だから、無慈悲で残酷にも愛する兄にとってはトゲとして刺さる言葉を平気で言えてしまう。手先の器用さや飲み込みの良さは天才的なのに、その自覚がない。あくまで己は兄を守るための"役割"で、"個"がそれ以上に価値を持ち得ないとそう普通に思っている。

……めっっっちゃいいキャラだな?

まあ勿論、第一部を終えて、"考えること"を覚えた天城一彩が、自分自身を現代日本の価値観に基づいて適正に理解しつつあり、それを自覚して有効に活用しつつあるのは最高にしたたかでいいですね。

こういう”この世の常識”から一つ外れたとこらにいるキャラっていいですよね。単純にいえば人外みたいな、人間の普通の常識に囚われないそんなキャラ。欲に基づいた常識外れではなく……なんと言えばいいんでしょう、アンドロイドっぽいキャラクターといえばいいんですかね。肉欲とは関係ないところで理性的にごく当たり前に常識から微妙にズレてる、そんなキャラクターってあまりいなかったなと。

あと、自分の人生を兄に捧げることになんの違和感も持っていない(いなかった)ところもいい。諦念とも違うんですけど潔さというかそういうさっぱりさは羨ましいなって思いますね。

(まあ、それはそれとしてアンドロイドっぽい理性的な彼がもっともっと情動揺さぶられる瞬間があるならば、それはそれで見たいですけどね!!それはそれとして!!)

んで人によったらめちゃくちゃ屁理屈で頭の固さを伺わせるぐらいな理論派で"正しさ"に囚われ人間なところもよい……。普通理論派な人って慎重な性格だったり、賢かったりとそういう人が多いので、その自分の思考回路をあけすけに言わない気がします。

でも彼は愚直さを持ち合わせた理論派…。この素直な感じが珍しいですね。

いや本当に。私はもっと彼を知りたいよ。ストーリーを読みたいよ。もっとカードを手に入れたいよ…。勿論、メインストーリーを読み直して理解を深めたいところでもありますが(メインストーリーをバイブルとして読めるこの幸せは噛み締めなければいけませんね)。


推しって凄いな……。

先輩のおかげで天城一彩のカードが手に入れられたのは本当に感謝しかないですね…踊ってるのかわいい…ね……。

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