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四畳半の部屋でトイドローンは飛ばせるのか?

そもそも僕がトイドローンに興味を持ったのは、Phantom3というドローンを操縦するための練習がしたかったからです。Phantom3は法規制に引っ掛かる200g以上のドローンですから、なかなか飛ばす場所がなく、練習も出来なかったため、部屋で飛ばせるトイドローンを購入したわけです。

手のひらサイズのトイドローンの存在は、以前から知っており、こんな小さなものが飛ぶのは面白いと思った事が、ドローンを始めたキッカケでしたが、実はトイドローンを飛ばした事は1〜2回程度しかなかったのです。

家の居間で練習していたら、家族からブーイングが起こり、肩身が狭くなったので、四畳半の部屋に移動して練習。。。

飛んだ瞬間に左右にフラフラするトイドローンは、上手く制御できずに何度も壁にぶつかって墜落。プロペラガードのない6枚羽のヘキサコプターが初めてのトイドローンでしたので、一回の激突で、プロペラがダメになる事さえありました。ちなみに6枚羽を選んだのは、その方が機体が安定するからと思ったからですが、トイドローンの世界は、そんなに甘くなかったのです。

ヘキサコプタータイプのトイドローン

しかし、だんだんにコツがわかってくると、フラフラ飛行の際に、上手くバランスを取って、飛ばせるようになっていき、水平移動だけなら機体が制御できるようになりました。

このタイプではバッテリーの関係で、飛行時間は3〜4分ですが、その数分間が長く感じてしまうから不思議なものです。更に慣れてきた事で旋回飛行も出来るようになりますが、そこは四畳半の練習場、やはり何回かは激突させてしまいます。

トイドローンが面白くなってきた事で、いろんなトイドローンを試したくなり、いろいろ買ってみましたが、旋回飛行の腕はなかなか上がりませんでした。

そんな時、たまたま左右のレバーを同じ方向に倒した時に、天使が舞い降ります。あれ?さっきより小回り出来ている。。。

普通の旋回では大回りで壁に激突していたのに、この「レバー同時倒し」により小回り飛行が可能になり、四畳半でも墜落なしの兆しが見えてきたのです。このテクニックは、大回りだなぁ...と思った時に使っても、クイっと回ってくれるので役立ちます。但し、これは操縦方法に「MODE2」を選択している場合に限られます。

使うトイドローンがTelloの場合であれば、以前にこのマガジンで紹介したアプリゲーム用のコントロールパッドを使用すると、レバーの可動域が小さくなるので、レバーの倒し過ぎを防げます。そのため、ゆっくり機体が動いてくれるため、円を描く飛行や8の字飛行も四畳半ほどの広さで出来るようになります。

今回のテーマ「四畳半の部屋でトイドローンは飛ばせるのか?」の答え、それは「YES」になりますが、それにはしっかり練習する事が不可欠になるのです。

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