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本当にだいじょうぶ?

パニックになってからというもの、たくさんの気づきがあります。

ウツの方に「がんばって。」は言ってはダメと、知らない人はいないくらいよく聞くようになりました。

ウツの方に限らず、限界ギリギリに頑張り続けている人に「がんばって。」は、人ごとでお相手の心情に寄り添っていない、冷たい言葉だと思います。

「大丈夫。」


私は、この言葉も「がんばって」と同じくらいに、その時の状況によっては傷付く言葉なんだと、初めて知りました。


いっぱいいっぱいで、今にも死にそうな心境の時、助けを求めた友達に言われた「大丈夫。」

それ以上は何も言えなくなり、大丈夫なわけない!同じ経験をした事がないから分からないんだと、理解してもらえない事に悲しくなりました。


私も過去に治らない病気の人に、安心して欲しい気持ちから、「大丈夫、大丈夫。」とよく言ってました。今、思うと傷付けていたかも知れません、、

でも、同じ経験をされた方からの「大丈夫。」は、大歓迎です。すんなり心に届きとても心強く、安心できます。パニック経験者やお医者さんとかね。


「大丈夫」や気の利いた言葉をかけられるよりも、何も言わずにポンポンと背中を叩いたり、病気には触れず楽しい話をしてもらえると安心します。

1番良かったのは、私が不安で取り乱していても、冷静にいつも通り接してくれた人でした。

「なにかあれば深呼吸をお勧めします。」

言われたのはこのフレーズだけ。深呼吸を押し付けるわけでもなく、あとは何も言わず、いつも通りの雑談。

これが、すごく私には心地よかったのです。
不安になった時は、いつもこのフレーズを思いだし、ゆっくり呪文のように唱えます。


すると不思議と深呼吸しなくとも、心が落ち着いてきます。

パニック前の私は、相手を過剰に心配したり、あれがいいよこれがいいよと、押し付けていらぬおせっかいをやいていました。

誰かが、不安に押し潰されそうな時、これからの私はいつも通りに接して、一言だけ。


何かあれば深呼吸をお勧めします✨

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