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学生生活は人生の夏休み

夏休みに入り、高校生や、中学生などが平日の電車に私服でいることを最近多く目にする。いいなぁ、夏休み。かく言う私も大学生なので“人生の夏休み”の夏休みを過ごしているのだから、何か文句を言えるわけでもないのだが。

ふと、高校3年生の時の担任を思い出した。その人は「大学生活ってのは人生の夏休みだからな」ってことを言っていた。何言っているんだろう、この人は。って当時の私は考えていた。そこで、そもそも夏休みとはなんぞやということを考えることにした。

日本大百科全書によれば、夏休みとは

一般に、学校教育法施行令第29条「学期及び休業日」でいう夏季休業日(学校において授業を行わない日が休業日)のこと。

わからない、さっぱり。笑

ただ、夏休みの目的として、

児童・生徒が長期間の休業日を活用し、心身を鍛えたり、学校ではできない趣味や研究に没頭したり、自然に触れる経験をもったりするよい機会ともなっている。

とも書いてある。授業といよりも、課外活動に勤しんで欲しいというメッセージに思える。

ただ、夏休みには「宿題」というものがある。私自身も、中学、高校の時は、部活動が連日あり限りある休みは気分転換で友人と遊ぶという生活を送っていたので、勉強なんてさっぱりしていなかった。

けれど、勉強をしている人は一定数いることは確かで、彼らと勉強をしてこなかった人との差は自明で、雲泥の差がある。1ヶ月半という期間コツコツと勉強やアクティブで自身にとって有益な活動をしていた人にとっては、成長するための絶好の期間となるが、その逆もまた然り。

大学生活が人生の夏休みと言われることもなんとなく筋が通る。

4年という月日は長いようで圧倒的に短い。ましては多くの学生は毎日学校に通っているってことはなく、平日でも少なくても1日は休みがある。

そんな4年間をいかに過ごすのか。日中はバイトをして、夜は友人と酒を飲むなんてことを4年間続けるのか。ゼミや課外活動として長期インターン、さらには海外留学などに挑戦をして、自分磨きに時間を費やすのか。

これらの蓄積が卒業する時、ひいては社会人になってから大きな違いを生み出すんじゃないかと思う。

と思う、大学4年の夏休み。


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