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「100円ショップの文具」記事まとめ

100円ショップの文具が好きだ。

理由は、トレンドを押さえたデザインの文具が、100円でお試しできるから。最近の100円ショップの文具は、流行のアイテムを取り入れるのが早い。実際に購入して試してみた記事をまとめたので、参考にしてみてほしい。

※現在、100円商品以外も取り扱っているため、定義が難しい100円ショップ。こちらの記事に関しては「ダイソー、セリア、キャンドゥ」のことを100円ショップと読んでいます。


私が100円ショップの文具を好きな理由

私は地方在住の主婦。おしゃれなデザインの文具は、地方の文具コーナーに入荷しないことがある。地方の100円ショップは、入荷が遅れるときもあるが、新商品の文具が安定して手に入りやすい。

また、「子どもにお金がかかるのに、自分のために高い文具を購入していいのだろうか……」と思ってしまうこともあった。そんなとき、“自分のためにお金を使う”リハビリとして、100円ショップはちょうどいい価格なのである。

安い文具といえば、中国ECサイトの文具もある。だが、イラストを作者に許可なく使っているケースが見受けられた。なので、著作権の取り扱いが明瞭になるまで、個人的には避けている。

100円ショップの文具は、メーカーが自社でデザインしているか、イラストの使用許可を取っているので、比較的安心して使えるのである。

(余談ですが、100円ショップに限らず、オリジナルのアイデアが模倣品や類似品で販売される件は、一消費者として落としどころを見つけるのが難しい問題ではあります。個人的にはオリジナルを調べてから、後発商品を試しています。)

100円ショップ文具レビューの課題

100円ショップの文具は、その安価さから手に取ってもらいやすいアイテム。一方で、Web上の記事やSNSでPVを取りやすいアイテムでもある。構造上、スピード重視の記事が増えやすい。そのため、実際の使用感に触れるのは難しい場合も。

ただ、そのスピード重視の記事を読んで、「使い方がわからない」「結局その文具の魅力ってなんだろう」「100円ショップの文具を買ってみたけど、使いづらいアイテムだなぁ。この文具は買わないようにしよう」と思われるのは不毛だと個人的には感じる。

そこで、私が取り上げたいアイテムは、具体的な使い方や魅力、100円ショップの文具とメーカー文具の違い、また、使いづらい文具も、アイテムの組み合わせで使いやすくなる提案をできたらいいな、と心がけている。

(でも、100円ショップと文具メーカーアイテム横断の難しさや収益構造としてしょうがない面もあるよな、と思っています。)

100円ショップで楽しめる文具

私が今まで試した100円ショップの文具は、記事に使用感や使用例をまとめている。SNSで話題になったアイテムもあるので、興味のあるものを見つけたら、チェックしてみてほしい。

①手帳をデコれなくなった私に、100円シールの花束を

子どもが生まれたとき、大好きだった文具を見る余裕がなかった。そんなとき、100円ショップで日用品を見るついでに、文具コーナーに立ち寄る。かわいいシールをみつけたとき、「そういえばこういうの好きだったな」と思い出したのである。

▼100円ショップのシールを使った「手帳デコ・コラージュアイデア」の記事まとめはこちら!

②地方で買える!安すぎる?「セリアのガラスペン」を使ってみた

カラフルな万年筆インクブームから、インクが自由に変えられるつけペンの一種「ガラスペン」の流行がやってきた。とはいえ、壊れやすいアイテムにお金を出すのは勇気がいるもの。また、地方だとそもそも取り扱っていない場合がある。

そんなとき、SNSで話題になった「セリアのガラスペン」。1本税込110円と驚きの価格で売っているので、私も購入してみた。ガラスペンと一緒にセリアで購入したほうが良いアイテムや、実際の使用感をレビューしている。

③秋の夜長に、セリアでシーリングスタンプを始めてみませんか?

お家時間が増えるタイミングでブームがやってきた「シーリングスタンプ」。封筒に留められたクラシカルな佇まいに憧れる人も多いのでは?

道具が必要なので、ハードルが高く感じるアイテムだが、こちらもセリアで取り扱っているという。実際に購入してレビューしてみた。シーリングスタンプ作りにプラスすると、また雰囲気が変わるアイテムも併せて紹介している。

④セリアのシーリングスタンプで、1100円スターターキットを作る

先ほど紹介したセリアのシーリングスタンプ、一部の道具の取り扱いがないことがネックで、手を出せない方もいるのでは。

ところが2024年3月上旬、「シーリングワックス炉、ワックスマドラー、シリコンマット」の道具を取り扱うようになったのだ。

セリアの商品だけで、シーリングスタンプが始められるようになったので、スターターキットを組んでみた。

⑤かさばらない「クリアスタンプ」はダイソーでも手に入る

クリスマスカード作り、手紙やハガキのワンポイントなど、繰り返し使いたいモチーフはハンコを使うのが便利。とはいえ、場所をとるので手を出せない方もいるのではないだろうか。

ゴム印部分が貼って剥がせるシート「クリアスタンプ」、持ち手部分にあたる「アクリルブロック」の組み合わせなら、かさばらずにハンコが楽しめる。ダイソーで取り扱っているクリアスタンプは、デザインがおしゃれなのでお試しにぴったりだ。

⑥ニッチなアイテム「クラフトパンチ」は使用用途で選ぶ

使ったノートのページの端を切り落とし指を当てると、新しいページがすぐ開けるので便利。「インデックスパンチ」を使うと、簡単できれいにページの端を切り落とせる。

文具メーカーのアイテムと比較して、ダイソーの「インデックスパンチ(カド型)」を購入してみた。使用用途が限られているアイテムは、買い替えの機会が少ないもの。だからこそ、自分の目的にあったものを選びたい。

⑦さりげなくおしゃれ。デコの背景に使いやすいセリアのラバースタンプ

手帳デコやコラージュにぴったりな、古い紙物を思わせるクラシカルデザインのスタンプ、さらっと書いた筆記体の文章のスタンプ。そんなおしゃれなスタンプを、100円ショップのセリアで見つけたのでレビューした。

スタンプデコの作例も3つご紹介。スタンプ台の色で遊んだり、他の100円ショップのアイテムと組み合わせたりと、さまざまなアレンジをしている。

⑦「青って200色あんねん」セリアで始めるインク沼入門

セリアで取り扱いを始めたガラスペン用インクをきっかけに、インクに興味が湧いた方もいるのでは?

でも、そもそも絵の具ではなくインクを使うのか、その魅力の一つを掘り下げてみました。

文具の収納にも!100円ショップのアイテム

文具の収納にはダイソーのアクセサリートレイがおすすめ

ショートタイプのガラスペンや万年筆、スタンプを収納するグッズを探している方は、ダイソーをチェックしてみてほしい。「アクセサリートレイ」と「3段引出しケース(書斎、クリア)」を組み合わせると、お気に入りの文具を見せながら収納できる。

身近なトレンドキャッチャー、100円ショップ

バイトができない学生や育児中の親御さん……それぞれの事情で、遠出ができない、お金が出せない、というときがあるだろう。そんなとき、100円ショップは小さな金額で、好奇心を満たしてくれる身近なトレンドキャッチャーなのだ。

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