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ときめく文具に出会える「SENDAI文具の博覧会」

スークカンパニー主催の「SENDAI文具の博覧会」に行ってきた。会場は藤崎百貨店(本館)である。

宮城県で作家さんが一挙に集まる文具イベントは貴重なので、とても楽しみにしていたのだ。購入した素敵な文具を私の中で留めるのはもったいないので紹介したい。

▼2022年に行ったときのレポートはこちら。

買ったもの8つ

かわいい文具が溢れるSENDAI文具の博覧会。私が富豪だったら、「ここからここまで全部!」と言ってみたい。しかし、一般人なので1時間半近く悩んで8つ選んできた。

①ウィークエンドシトロンのレターセット|ア・ラ・カル堂

最初に紹介するのは、ア・ラ・カル堂の「ウィークエンドシトロンのレターセット」。今にも食べちゃいたくなるようなウィークエンドシトロンが、紙いっぱいに描かれている。

そして、ときめくポイントはこちら。封筒にもウィークエンドシトロンが描かれており、手紙を入れると長い1台のケーキになるのだ。

手紙を書いて封筒に入れるときも、手紙を読むために封筒から出すときも、思わず笑顔になる「ウィークエンドシトロンのレターセット」。とびっきりの言葉を綴って贈りたいものだ。

ア・ラ・カル堂さんの作品は、絵本の世界の食べ物のような愛らしさと、クスッと笑える仕組みが素敵。

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②catch! ましかく筆記帳|てるふく商店

次に紹介するのは、てるふく商店の「catch! ましかく筆記帳」。クリームに果物…色々なものをcatch!する女の子が描かれた、手のひらサイズの紙である。

裏面もガーリーな世界観がキュッとつまっており、いつまでも眺めていられる。メモ帳にコラージュ、使い方は無限大だが、正直使うのがもったいない!と思っちゃうかわいさ。

てるふく商店さんの作品は、子どものときに好きだったファンシーグッズのようなガーリーさと、大人が使いやすい落ち着いたカラーリングがツボである。

▼今回紹介した商品は、SENDAI文具の博覧会先行販売品。入荷はオンラインストアをチェックしてみてほしい。

③ツキトホシ|ヨハク

続いて紹介するのは、ヨハクのマスキングテープ「ツキトホシ」。貼るだけでシックな雰囲気になる、おしゃれなパターンが描かれている。

このデザインに「ツキトホシ」と名付けたセンスにも感服する。モノクロの英字にやわらかな黄色い光をまとったテープは、暗い夜空をやさしく照らす月と星のようだ。

クールなおしゃれ感とシックな温かさは一見両立できないように思える。しかし、ヨハクさんの作品は絶妙なバランスで成り立っているのだ。

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④〈PEN〉スタンプ(左手)|KNOOPWORKS

ここからはスタンプを紹介したい。まずは、KNOOPWORKS(クノープワークス)の、「〈PEN〉スタンプ(左手)」。左手でペンを握った、めずらしいデザインのスタンプである。

私は左利きなので、自分の目印にポンポン押したい。ペン先から文字を書いたり、他のスタンプと組み合わせたりと、「ペンを握る手」ならではのアレンジを考えるのが楽しい。

シンプルな線とデザインで、ユーモアとおしゃれさを形作るKNOOPWORKSの作品は、何も考えずデスクの上に置いてもサマになる。

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⑤⑥スタンプ|Hutte paper works

左:切手フレーム 右:Birth flowers stamps 9月 エゾキク

続いて紹介するのは、Hutte paper works(ヒュッテペーパーワークス)のスタンプ2種。左の「切手フレーム」は、他のスタンプと組み合わせたいデザイン。

「Birth flowers stamps」は誕生花をモチーフにしたデザインで、私は自分の生まれ月の9月を選んだ。可憐なエゾキクが繊細な線で描かれている。

こちらの2種のスタンプを重ねてみても素敵。手紙にコラージュに、控えめながら華を添えてくれるスタンプだ。

Hutte paper worksの作品に描かれている花々は、繊細なのにどこか芯のある人のよう。手紙や手帳…使った紙の上の空気感を、凛としてくれるような文具たちだ。

▼オンラインストアオープンは不定期。Instagramをチェックしてみてほしい。

⑦自在ハンコ ポケット 花02|水縞

こちらは水縞のクリアスタンプ「自在ハンコ ポケット 花02」。クリアスタンプとは、アクリルブロックと呼ばれるスタンプの台に、写真のようなスタンプの押印部分を貼って使う。

ラフな線なのに、おしゃれさが詰まった水縞のデザインがたくさん楽しめる。スタンプやインクの組み合わせを永遠と考え、クリエティブを生み出してくれるアイテムだ。

線の1本1本の表情が楽しい水縞の作品は、書く・描くことの愛おしさを思い出させてくれる。

▼オンラインストアはこちら。

⑧ブリリアンス デュードロップ ギャラクシーゴールド|ツキネコ

最後に紹介するのは、ツキネコのスタンプ台「ブリリアンス デュードロップ ギャラクシーゴールド」。その名の通り、銀河のようにきらめくラメインクを使っている。

スタンプは先ほど紹介した、水縞のクリアスタンプ

写真ではわかりづらいが、光が当たるたびにゴールド系のラメがチラチラ輝く。ツキネコのスタンプ台は、鮮やかな発色でありながら裏抜けが少ない、ありがたいアイテムである。

なぜこのタイミングで購入したかというと、ダイソーのアクセサリートレイいっぱいにスタンプ台を詰めたい、という欲望から。あと1個だったのだ。

▼詳しくはこちら。

▼オンラインストアはこちら。

ノベルティ2つ

文具の博覧会はノベルティもかわいい。文具好きの心をくすぐり、普段使いしたくなるようなデザインだ。

①オリジナルマルシェバッグ

マスキングテープをコラージュしたようなデザインがかわいい「マルシェバッグ」。各日先着150名、税込4,400円以上購入した人がもらえる。

マチ付のバッグは収納力も抜群。私は当日買った文具を、こちらのマルシェバッグに入れて持ち帰った。他の人が持つマルシェバッグを街で見かけるたび、「同士よ……」とにやけている。

②缶バッチ

スーク文具のInstagramをフォローするともらえる缶バッチ。パッと見るとかわいい黒猫ちゃんだが、よく見ると折り紙モチーフのイラストである。

折り紙ならではのカクカクとしたラインや、裏面カラーを使った表現などこだわっていている。リボンは開催地ごとに違い、「SENDAI文具の博覧会」は宮城県の郷土料理、“ずんだもち”のずんだカラーを採用している。

新たな文具の出会いはオフラインにあり

検索アルゴリズムが自分好みに最適化してしまう今、オンラインでの新たな出会いが難しいと感じるようになった。やはり、新たな出会いはオフライン上にあるのだろう。だからこそ、自分だけでは辿り着けない、素敵な作家さんの出会いをくれた「文具の博覧会」関係者の方々に感謝したい。

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文具マガジンやっています。文具レビューが気になる方はぜひ立ち寄ってください。

▼2022年に行われた文具イベント、「A Space Walk 2022 Summer SENDAI」(宇宙遊泳仙台)に行きました!簡単なレポートと購入品について書いています。


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