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映画「アリ―/スター誕生」

新年1本目にふさわしい作品であった。何よりブラッドリー・クーパーのかっこよさよーーーー。ギターを抱えながら歌う姿にノックアウト(平成が終わろうとしている時に、昭和のフレーズしか浮かんでこないこの悲しさよ…)。

ストーリーは至ってシンプルでございます。アリ―(いわずと知れた世界の歌姫、レディー・ガガさまです)は、歌の才能があるが、「鼻が大きい」という容姿の欠点から(そんな理由ってあり?)何度もデビューのチャンスを失い、夢を諦めて現在はウエイトレスとして働いている。たまに「場末」(現代っ子にはこの言葉、わかるかな?)のバーで歌う生活を送っていた。
そこに超売れっ子ミュージシャンのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)が偶然やってくる。アリ―の才能と美貌に一目惚れするジャック(愛称)。そして、二人は恋に落ちる。アリ―の才能を見抜いていたジャックは、アリ―を自身のライブで歌わせることに。最初は怖気づいていたアリ―も徐々にその才能を開花させていく――。(公私混同甚だしくない?と思っては……いけない…いけないよ…)

ジャックは超売れっ子ロックミュージシャンに陥りがちな酒・ドラッグに溺れている上に、耳に異常をきたしており、失聴する不安も抱えていた。そういった不安と生い立ちの不遇さも相まって自暴自棄な生活を送っている。そんな時に出会ったのがアリ―。

スターダムに登りつめたことがある人物=ジャック、これからスターの階段を登っていく人物=アリ―。愛し合っている二人だが、見えている世界がまるで違っている。そのあたりのズレにより二人の間には徐々に亀裂が入ってくるのである。
とはいえ、こういった亀裂はここまでの大物カップル案件にかかわらず、他人同士が生活を共にしようと思った際によく起こることである。

外野から見ているぶんには、「ジャックさんよー。先輩的な立場なんだか、もうちょっとちゃんと説明してあげなよ」と思うが、致し方ないことなのかもしれない…(知らんけど)。

何より王道ストーリーをカバーして有り余るブラッドリー・クーパーとレディー・ガガの歌のうまさ! クーパーのことを知らなければ、ガガ様と同じく俳優ではなくてアーティストと思ったかも知れない。ガガ様に至っては歌が凄すぎて鳥肌もの。歌詞の意味がわからなくても心に迫ってくる。やはりすごい歌姫である。この二人でなければ、ここまでの完成度の作品にはなってなかっただろう。歌を聞きにいくだけでも価値があると思います。

さて、今年こそは映画の感想はためず、見た直後に感想を書く!書きたい!書こう!と思っています。

#映画 #感想 #アリ ―スター誕生 #コラム #001 #2019

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