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【全文無料】雪道ミュウの採用枚数言語化

お久しぶりです。
神奈川県で活動しているバケハと申します。

1月後半からスカーレット・バイオレット環境になり、
それに伴いレギュレーションも変更になりました。


私は以前からミュウVmaxデッキを愛用していますが
新カードプール・レギュレーション変更によって
大なり小なり影響がありました。

その結果、D環境では既存構築(テンプレ)があったのですが
まだデッキテンプレ、採用理由を含めた情報がないことに気が付きました。

上記背景を踏まえ、今回は現環境のミュウデッキについて
採用理由を明確化して、皆様の一助になればと思っています。


なお、執筆者である私自身についてですが
シティリーグ・CLに参加経験はあるものの、今一つ結果が出せていないプレイヤーになります(自主大会での入賞経験は有り)。

そのため、本記事の内容は「強者の論理」ではなく、「1プレイヤーの見解」として述べさせていただきますのでご了承ください。(とても悔しい)

【今回の執筆内容】
・新環境の変更点
・デッキタイプの変化
・具体的な採用枚数について

1.前段

0.新環境での変更点

変更点としては大きく2点ございます。

・クイックボールのレギュ落ち
・「グッズ」→「ポケモンの道具」のカテゴリー変更

こちらに関しては皆様の知るところだと思います。


個人的にクイックボールのレギュレーション落ちの影響は大きく、フュージョンシステムのバリューが以前と比べて小さくなりました。

そのため代替となるネストボールをクイックボールの枠にそのまま突っ込めばいいという訳でもなく、採用枚数の『調整』が必要となりました。

1.デッキタイプの変化

以前のミュウデッキはフュージョン型が主流でしたが、
最近では雪道型のミュウが台頭してきました。


フュージョン型を実際に使った人にはわかりますが、
クイックボールがない分手札が詰まりやすく、必要札を縦引きで引っ張ってくるのが以前よりも難しいです。

その点雪道ミュウはジャッジマンで手札リフレッシュすることでフュージョンシステムが使いやすいため、相手を妨害しつつ、展開を進めることができます。

今回は主に雪道ミュウを掘り下げていきます。

2.現在のデッキリスト

こちらが現在私が使用している雪道ミュウデッキです。
一つのデッキサンプルとしてご覧ください。

リストの中でも特筆すべきカードについて、それぞれ採用(不採用)理由を記載していきます。

3.採用カードについて

【オドリドリ 1】

抜いて安定感を上げているリストもありますが、私は入れた方が良いと思っています。
主にミュウミラーやアルセウス〇〇、サーナイトex対面で使用します。


ミュウミラーはベルト+タブレット×3でVmaxが倒れてしまうことからそれを防ぐため、
アルセウスやサーナイトexはトリニティノヴァ、ミラクルフォースの打点が
180,190のためミュウVやゲノセクトが気絶しないように打点調整します。

それ以外の対面では基本使わないため、スタートで出さないのが良いです。

【ネストボール-フェザーボール(2-2)】

個人的にこの配分が一番しっくりきました。

まずミュウが(4-3)採用のため、フェザーボールは7枚当たりでバリューが高いです。

フェザーボールはミュウだけでなく、Vmaxを持ってこれるため余ったハイパーボールをゲノセクトに割くことができます。


とはいえ、序盤にゲノセクトを展開できないのは渋いのでネストボールを2枚採用しています。

ドラピオン・セイボリーケアでベンチ展開しない流派もいるそうですが、
私はベンチ展開して、じゃぶじゃぶ回した方が後々必要札を集めやすいのでボールを厚めにしています。
(ちなみにフュージョン型の場合、ネスト-フェザー(3-1)配分がちょうどいいです)

【ウッウロボ(4)】

強いカードは絶対4です。

3のレシピも見受けられますが、クイボがなくなった今手札が必ず詰まります。

ミュウを組みたいと思ったら買ってください。
まだ1年は遊べます。

【いれかえカート(2)】

主にロストマインメタで採用しています。

とはいえ、ゲノセクトに2回使わないとロストマイン圏外にならないので
対策になっていないかもしれません・・。

クレッフィが多い環境になった場合は、あなぬけのひもに変えてもよいかもしれません。

【やまびこホーン (1)】

主にロストギラティナ相手に使います。

対ギラティナのサイドプランは【ギラティナ-ドラピオン-ギラティナ】または【ギラティナ-ドラピオン-非V2体】となるため、
倒したギラティナやドラピオンを再度呼び出すと上記サイドプランを目指しやすくなります。

【クロススイッチャー(4)】

無いリストも回してみましたが、逆転札として必要と感じています。

特にツツジと合わせて打つことで、裏のギラティナ・ヤミラミを取りながら相手に妨害をかけることができます。

また上述のやまびこホーンはスイッチャーとの相性が良く、ボスだけのミュウと比べて相手のサイド2が取りやすいです。

またミュウミラーの際は、ゲノセクト3体をボスとスイッチャーで倒して勝ちなので、
(雪道で妨害できることも含め)フュージョンミュウと比べてミラー勝率が高いです。

4.不採用カードについて

この章が書きたくて本noteを執筆しました。
前半部分も大事ですが、以下が他人と差別化できるポイントだと思っています。

【ともだち手帳(1)】

以前入れていましたが、なくても問題ないため抜きました。

理由として、雪道ミュウではサポート枠にボスの指令・ジャッジマン・ツツジを採用していますが
山札に戻したいサポートがツツジしかありません。

雪道ミュウはジャッジマンで手札をリフレッシュしながら展開していくため、仮にツツジが手札でかさばってもジャッジマンで山札に戻すことができます。

そのため、ツツジをトラッシュに送らないように気を付ければともだち手帳は不要という結論になりました。
またサポートは現物が多い方がよいという理由から、手帳ではなくジャッジマンを3枚採用しています。

【ロストシティ(1)】

主にドラピオンメタの1枚です。

倒したドラピオンの使いまわしを防ぐための1枚ですが、
ロストシティでロストしなくても、雪道を張ることを徹底しておけばドラピオンに再度仕事をされないことに気が付きました。

また使用タイミングが「ドラピオンを使われた返しの番」と場面が限定的であり、それであればどの場面であっても汎用的に張れる雪道を厚く採用しています。

また雪道を剥がす札としてのロストシティは次の雪道が張れないため、
ロストスィーパーを採用することで雪道のon-offがスムーズになるようにしています。

(知り合いのなかねさんの受け売りです)

【おはらいグローブ(1)】

主にキュワワー・ヤミラミに対して、サイコジャンプ80点を叩きこめるカードです。

特にギラティナ対面ではタブレットの枚数がシビアになるため
タブレット温存の役割で採用している人が多いと思います。

しかし、グローブをミュウにつけてしまうとこだわりベルトを着けることができず、その分タブレットを吐く羽目になるので本末転倒じゃないかと感じています。

ギラティナ対面は基本的にスターレクイエムでワンパンされる対面なことからサイコジャンプで山に戻る必要がないので、打点が足りないのであればテクノバスターやダイミラクルでキュワワーを突破したほうが良いと思います。

基本的にベルトを殴るミュウにつけておけば、タブレットが足りなくなることはないはずです。

5.終わりに

いかがだったでしょうか。

シティリーグ等の優勝リストはTwitterで流れてくるものの
それを深堀ったnoteがなかったことから今回執筆いたしました。

皆様のミュウライフの一助となりますと幸いです。

追記.フュージョンミュウについて

僕が組むならこんな感じです。

雪道ミュウのエッセンスを入れながらもフュージョンの要素が入った形が強いと思っています。

あまり回せて研究できてないので今度はこちらについて記事が書ければと思っています。

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