私は韓国ドラマを滅多に見ることないのだけど、この作品はよくある恋愛ドラマとかじゃなくて、ちょっと異色そうだから見てみた。

感想は、単純に面白いかと言われれば、すこし違った。
どちらかというと考えさせられるな、といったinterestingな作品だった。

死んだはずのインフルエンサーの暴露話。
セレブたち、匿名アカウント。

サスペンス調にはなしは進んでゆくので続きは気になるのだけれど、いかんせん怒鳴り声がとても多く、続けて一気に見るのは無理だった。

セレブたちがほんま皆かのナッツ姫みたいな憤怒調節障害やんって感じだった。

全部見て思ったのは、やっぱりSNSあんまり見んとこ…だった。あとブランド物にどれだけ価値を見出すか、ブランド物の戦略に乗りたくねーな、という。
ブランド物が悪いわけじゃないけど、それが絶対的価値になってしまうのは、とても浅ましいことだなあ…と。

ネタバレですが、最後らへんの台詞が印象的だった。

"だって私のことを良くも知りもしないのに応援したり悪口を言ったり"

というようなセリフだったと思うけど、まさにそうなんよね。

だって、ほんと日常で直接実際に会ったりするわけでは無い人に、いちいち関心持つのって…その人のことを評価したりする必要性よ。

このドラマ観て、あらためて解離という現象を思い出した。
ネットという革命的なメディアが出てきたことによる、実際今ここにいることよりも、ちがうところに焦点がいっている。それに振り回されて。
感情爆発させて、人まで死ぬハメになって…

もっと現実を大切にして足るを知り、身の程の生活をしてゆく大切さをとても感じました。

こういう韓ドラだったら見れるね！中国ドラマ（時代劇）一辺倒だったけど、たまには良いかもしれない。