画像1

DAIKOKU

Mochian Okamoto
00:00 | 00:00
大国さまと大黒さま。
どちらも違いを意識することなく、「だいこくさま」と親しみをこめて
お呼びなっているのではないでしょうか?
しかし、大国さまと大黒さまは、元は全く別の神様なのです。
 
大国さまは、日本の神話に登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)
で、つまり日本の神さまです。
地主神社の主祭神でもあり、縁結びの神、土地守護の神として篤い信仰を
集めています。
 
一方の大黒さまは、マハーカーラという荒々しいインドの神で
日本に伝わると密教の守護神となりお寺の台所や食堂の神として
祭られていました。
 
七福神の「だいこくさま」は大黒さまの方になります。
ちなみに七福神のうち日本起源の神様は、恵比須さまだけです。
 
寺院で祭られる「だいこくさま」は外来の神、大黒天で
神社では大国主命とご理解頂いて良いと思います。
社寺にご参詣の折りに、少し注意して確かめてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?