プロレス初心者がWWEを観に行くまでの話

noteに投稿するのが、というか、そもそもSNSやブログ自体やったことないので、超緊張の初投稿です。

小さなきっかけからプロレスという沼にはまったプロレス初心者(という言葉があるのか?)である私が、アメリカの、というか、世界最大級のプロレスイベント WWEに初めて行くまでのことを書いていきます。

まずは、プロレスにはまったきっかけから。

身長155cm、体重70kg、というわがままボディのままアラフィフをエンジョイしている、石田もちこと申します。

このデブボディをどうにかしたい!と今まで手あたり次第に、ありとあらゆることに手を出してすべて失敗してきました。

東にジムができたと聞けばさっそく入会したものの一度も行かずに退会し、西に良いサプリがあると聞けばさっそく買って飲みすぐ飽きて、南にゴールドジムを見つけたらパーソナルトレーニングをお願いしても体重はびくともせず、北に中古のトレーニングベンチを見つけてさっそく買って帰って猫のベッドになっています。

正直、ジムに入会して一度も行かずに退会した、のくだりは、一度や二度じゃなく、思い出せただけでも四回あり、実際はもうちょいあると思います。
「ウェストが苦しくてかがめない」とか「健康診断で脂肪肝と診断された」などの切羽詰まった状況の中、近所のまたは会社のそばのジムに行って、話を聞いているうちにやる気になり申し込んで「よーし、やるぞー!」と思っても続かない(というか行かない)を繰り返していました。

やる気はある、でも続かない、という事は「やり方」が悪いのでは?という仮説のもと、何かヒントが欲しいなとダイエットや運動、食事、栄養学に関するありとあらゆる本を読みまくっていました。

そんな中、ふとアスリートの方々はどんな食生活をしているのだろうか?となんとなく考えていたところ、AmazonのKindleのカテゴリの関連商品のところに「ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け」という平松洋子さんの本が表示され、さっそく読んでみました。

読み進めていくと、第二章に新日本プロレスのトッププロレスラー 棚橋弘至選手が登場。
この本を読むまで「棚橋選手」と聞いてもパッと顔が浮かばないくらい、当時はプロレスの知識はゼロでした。
(後日談で、私がこの本を読んだ当時、棚橋選手は宝くじのCMに出てたので、どれだけプロレスに無関心だったのか、と思いました)

プロレスラーといえば、いくらプロレス知識ゼロの私でも選手の体格が思い浮かぶほど、筋肉隆々のマッチョマンです。
それを思いながら第二章を読み進めていくと、びっくりするほど繊細な努力を積み重ねていることがつづられていました。
例えば、新日本プロレスの道場(トレーニングをしたり若手選手が寮生活したりする)では「ちゃんこ」を主なメニューとしているそうですが、そのちゃんこを食べるときに棚橋選手は鶏肉の皮をよけて食べるそうです。

体格の良いプロレスラーの選手はステーキやどんぶり飯を豪快にかきこむ、というステレオタイプのイメージとは真逆の、現代スポーツ科学の考え方に則して食事を組み立てているのだ、という事が、棚橋選手の生活に沿って解説されていました。

読み進めていくにつれて、食生活だけではなくプロレス界を盛り上げる棚橋選手の努力の質と量に文字通り圧倒されました。これは、自分が抱いていたイメージとのギャップによるところが大きかったのかもしれません。

プロレスといえばリングをぐるっと囲んで体を見られ、いわゆる一般的なスポーツ競技のように「早く走る」「高く飛ぶ」「遠くへ投げる」という数字だけではなく、ショー的要素が多く要求されます。
そういったスポットライトを浴びる部分と、体をち密に構築していく部分と、あらゆる要素を求められるプロレスラーという職業と競技にがぜん興味が沸き、プロレスに足を踏み入れることになります。

次回へ続く。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?