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新潟〜群馬〜長野ひとり旅[6日目(最終日)・長野 軽井沢/草軽鉄道廃線めぐり]2021年6月7日

最終日です。

とってもオシャンな朝食にオーナーによるバイオリン生演奏という優雅な演出に戸惑う朝...

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廃線跡トークで勝手に親近感だったけど、けして交わることのない圧倒的な育ちの良さを感じた。軽井沢にペンション作るぐらいだもんねそりゃそうよ...

今日は、オーナーが教えてくれた「草軽鉄道」が気になるのでレンタカーを借りて少し散策する事にしました。

しなの鉄道「ろくもん」

その前にちょっと寄り道。ショッピングモールのブルジョワを華麗にスルーして、しなの鉄道の構内へ。乗らないけど10:34発の観光列車「ろくもん」を見たかったのだ。そう、沢口靖子の「鉄道捜査官17 ろくもん3号車の罠」でお馴染みの「ろくもん」ですね!

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フゥゥ!かっこいい!泣く子も黙る水戸岡鋭治デザインだぜぇぇ!

コース料理を堪能しながら長野駅までの鉄旅が楽しめる、ごちそう系観光列車です。個室の感じは36ぷらすに似てるかな?温かみのある木材使いが素敵なんですよね。

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本当は法螺貝お姉さんを見たかったんだけどタイミング悪くて見れず...

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構内にあるキッズパークや待合室は水戸岡デザインに溢れてて気合い入ってます。人吉駅のMOZOCAみたい。残念ながら休業中でしたが...

草軽鉄道

草軽鉄道は日本を代表する避暑地・軽井沢と、温泉地・草津温泉を繋いだ高原列車であります。観光客の足としてだけではなく物資の運搬や農産物などの運搬にも重要な役割を果たした鉄道です。

調べたらNHKアーカイブスで見た事あるやつだった。この可愛らしい機関車が印象的でね。

活躍したこの機関車、デキ12形13号の現物は軽井沢駅前に展示してあります。

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思っていたより小ぶりで驚きました!レール幅もかなり狭そうです。

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かぶとむしの愛称で親しまれたようですが、私には某ディズニーの犬のキャラクターに見えます...

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オーナーさんが「これに沿って行けばわかりますよ〜」教えてくれたgoogle推定図(こんな便利なものがあるとは!)を頼りにレンタカーを借りたわけですが。

とても鉄路とは思えない入り組み方にワクワクが止まらないwwwwww

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三笠−小瀬温泉間のどうしてこうなった感。(急勾配が登れなかったのと中軽井沢に気を使ったからだと聞いたが...)

で、やはりこの入り組んだ軽井沢ダンジョンをレンタカーで進むにはかなり難しく...「平日の軽井沢は人が多い」とのオーナー情報の通り、高確率で高級車に出くわすので恐ろしいったらありゃしない。これは深追い禁物だと判断。

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別荘地に突然現れた鶴溜駅跡の記念碑。昭和37年廃線なので致し方ないけど面影のカケラもなくて笑いました。

映像でもそうですが、昔は割と開けてて景色も良いけど今はめちゃめちゃ木が生い茂ってて鬱蒼としてますよね。廃線から60年でこんな木って伸びるもんですか?植えたのかな?軽井沢の人教えてください。

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小瀬温泉駅跡・・・は、とても立ち入る勇気はなく、断念。

オーナーさんは気軽に行けると言ってたけど、それはきっと地元民のなせる技。私には無理ゲーでした...涙。でもそれなりに管理されてる感じはしますね。こういうのは廃線ウォークみたいにツアーで来た方が良いかもな。

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諦めて北軽井沢駅跡へ。ここはきれいに整備されてますね!手前のデキは木材で作られたレプリカなんですが、近くで見たら精密に出来ててビックリ。職人の技が光ります!

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あぁ〜乗ってみたかったな。もう線路もなけりゃ遺構も殆ど残ってないから仕方ないけど、今でももし走ってたら...と夢を見てしまいますね。せめて旧軽井沢間だけでもさ。最後は台風で大きな打撃を受け復旧出来ないまま廃線してしまったという、寂しい幕引きだったようですが....

旅の終わり

草津まで行って温泉でも浸かりたかったけど、深追いは禁物なので軽井沢に戻り、新幹線で東京に戻ります。昨日あんなに苦労して越えたのに、ひとっ飛びですよ〜技術の進歩ばんざい!!!

そして19:00の飛行機で帰還。

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新潟の棚田から始まり、群馬のSL、そして碓氷峠、軽井沢の草軽鉄道まで盛り沢山、まじで1人じゃないと出来ない内容ですね...

そしていろんな意味で()一回りも二回りも大きくなった私。

しかし舌の根も乾かぬうちに、また旅に出る事になろうとは!その話はまた次回に。

ありがとうございました!


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