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11月4日土曜日

この日、餅屋が応援している
オリックスバファローズ対阪神タイガースの
日本シリーズの6戦目がバファローズの本拠地の京セラドームOSAKAで行われた。

6戦目ということで先発投手も一巡して、
バファローズは山本由伸投手、タイガースは
村上頌樹投手の1戦目以来の投げ合いで

序盤にタイガースのノイジー選手に
本塁打など打たれてしまったが、その後
山本由伸の女房役の若月捕手の進塁打や
中川選手の犠牲フライや頓宮選手の本塁打
紅林選手の点差をより開ける本塁打など

しっかりと援護をしてもらい、最初こそ
投球が不安定かなと思われてTVの解説陣から
球数が100に差し掛かっていた
6回くらいからそろそろ交代かと言われて、
いたが徐々に後半にかけて尻上がりに
投球が安定してきて7回、8回と三振を奪い

9回まで投げきり、山本投手が
日本シリーズで勝ち星を 1つも挙げられていなかったかこの日完投勝利と付け加えて、更には
1試合で奪った三振で日本記録が
ダイエーなど活躍した工藤公康選手と
今もメジャーリーグで活躍してるダルビッシュ有投手の2人の記録の13奪三振を超える、
14奪三振という新記録を樹立した。

投げる山本由伸投手の日本球界最後の
勇士だと思うとユニフォームを着てテレビの前で号泣しながら試合を見届けた。
何が因果か、数年前の数少ない休日の
8月の終わりに幕張にオリックスバファローズ対千葉ロッテの試合を見に行き
その時に5回2.3失点で交代したしてその後
プロ初勝利に輝いた、今の背番号18番よりも
はるかに大きな背番号43番のドラフト4位の
岡山から来た若き投手がこの数年後オリックスどころか、日本球界を代表するエース投手に
なるんなんて、思っておらず、たまたま居合わせたとはいえここまでの成長を見せてくれて

かつて、餅屋が応援しているチームは
バファローズですと人に言われたら、眼中に
無いような発言をされて、他の強豪チームの
上位争いやリーグ優勝や日本1、それに伴って
ビールかけをする姿、ファンの喜ぶ声などを
指を咥えて見ていた。

いつか、いつか、自分の応援している
オリックスバファローズも3位以内に入り
クライマックスシリーズに加われる様な強い
チームになる事を願って、暗くて暗くて
しょうがないトンネルを足元もおぼつかない
まま、一度好きになったチームを信じて
光が差す所を目指していた、数年後なんて
贅沢は言わない、この先何十年後
餅屋がおじさんになろうとも応援して

オリックスバファローズのみんながビールかけをして、今までの苦労を全てその泡と共に
流してくれるのを待ち望んでいた時に、
シーズン途中で前任の監督が休養に入り
その時の二軍監督であり、今の強いオリックスバファローズを作り指揮してくれた
中嶋監督が一軍の監督になり、上位どころか
リーグ優勝に日本一などの夢を叶えてくれ、
その投手陣の勝ち柱である山本由伸投手

野球選手としては178センチとそこまで大きな体では無いが、立派な背中とピッチングで
チームを引っ張ってきてくれて、その結果
まだ具体的には言われてないが来シーズンからのメジャーリーグ挑戦すると言われてる中での
日本シリーズでの初勝利と奪三振の新記録樹立という、大きな大きな置き土産にボロボロと
涙をこぼして、テレビに齧り付いて
応援していた。



だがまだ、日本1にはなってはおらず
日付変わった、今日11月5日に
泣いても笑っても、7度目の正直になる
日本シリーズ第7戦が行われる!
ここで正々堂々と勝ち、二年連続日本一の
チームのエースとして山本由伸を世界へ
送り出してあげて欲しいかぎりだ。

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