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毒まんじゅうならぬ

いま“まんじゅう”と聞くと、ついNHK朝ドラ『虎に翼』の“毒饅頭殺人事件”が浮かびそうだが、ここでは別のお話を。

ワタシが“まんじゅう”といって一番に思い出すのは、自分がチビの頃に作った泥まんじゅう。

その頃に“食べた”泥まんじゅう事件(?)のことだ。

たぶん小学生にあがる前。ワタシは幼なじみの男の子Tちゃんと、実家のすぐ横にある、中学校のグランド端の砂場で遊んでいた。

泥まんじゅうを作り、そのまま口に、あ~んぐり。
フリではなく、あんぐりと。

・・・。

いや、大人になった現在は、やばい行為だと分かりますよ。ワタシにだってね。


ところで、いつからか砂場ってあまり見かけなくなったよね。

調べてみると、1993年に都市公園法等の改正があり、「児童公園」が「街区公園」に。それで公園が子どもだけの遊び場ではなくなり、三種の神器と呼ばれていた「砂場・滑り台・ブランコ」の設置義務がなくなったんだと。そこからめっきり減っていったらしい。

遊具もすっかり変わったよねぇ

クレーム対策から減っていったのかと思っていたら、そうではないのか。まあ実際、遊具に関しては安全面の問題が、砂場に関しては衛生面からの問題が、同時にあるらしいけど。

と。
衛生面ね。衛生面での問題。

はい! ワタシ、口に入れた人です。泥まんじゅうを。

衛生面というのは、具体的に指すと、主に犬猫の糞尿のことらしいんだけど。

・・・。

自分で書いてみてあれだけど、文字で見たくなかったね。。。

キミたちに罪はない
(たしかにそこは気持ちよさそうだ。。)

それで、そのあと、チビのワタシはどうなったかと言うと。

よく分からないのだけど、口に入れた途端に、ビ~っと泣いたのだ(それにしても、よく泣くよ、チビ自分)。

たぶん、不味かったのだと。こんなはずじゃなかったよ、的な。

だっておまんじゅうを食べたんだもの、自分としては。

で、その泣き声を聞きつけたTちゃんのお母さんが駆けつけまして、水場へとワタシを抱えていき、口の中の泥をキレイに洗い流してくれたのでありました。

お、恩人。

ありがとうございます。助けられました。

もしその泥まんじゅうをしっかり食べてしまっていた場合、トキソプラズマ症、カンピロバクター腸炎とかになる危険性があったっぽい。

って、ん? 動物が持ってる病原菌云々とかって、このとき ↓ にも似たような話をしていたような💦

ともかく。

Tちゃんのお母さん、ありがとう。

あやうくほんとに毒まんじゅうを飲み込んじゃうところだったよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます! またよろしくお願いします♪

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