Pretense

幸せが長く
続かないとしても
きみの手に
触れてさえいれば良かった

現在(いま)を追いかけては
転んで また立ち上がって
掴み損ねる

残された日々は暗く
一寸先も分からないけれど
このまま揺らいでいたい
君という存在自体が虚像(うそ)と
バレるまで 

絶望の中も
踊れそうよ 君となら

どんなに正しさを
叫んでも 僕らは何処かで
間違えている

暮れてゆく日々は重く
頑なに閉ざされたドアのようで
時を盗まれた時計が
針を一心不乱に回しても
動かない 

僕の信じているものが
幻だとしても
自由を手に入れる為に
戦いつづける

残された日々は遠く
一寸先も見えてないけれど
このまま揺れて・・・揺らいでいたい
僕という存在自体が在ると
感じ(わか)るまで

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