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「mock heroic春対談2018!」

今日は、「mock heroic春対談2018!」を開催したいと思います、よろしくお願いします!

全員:よろしくお願いしますー!

-まず、3月に会場限定シングルを出しましたが、まず去年くらいからの話を聞かせてください。去年10月にミニアルバム「ラブレター」をリリースしましたが、反響だったり、手応えっていかがでした?

えんま:知らない人に「ラブレター」として届けるって意味で「ラブレター」ってタイトルにしたくらいないので、知らない人にも知っている人にも気合いの入った6曲をお届けできたという実感がありますね。

-CDを出して、ありがたいことに奥田民生さんにコメントもらったり、GoogleHomeのCMに採用されたりもありましたが、ライブやツアーを通して感じた事とかありますか?

新:聴いてくれる観てくれる人たちのことを優先して考えられるようになったというのは「ラブレター」を出して変わった大きな事だなと思います。

-なるほど。お客さんは何か変わったこととかありますか?

えんま:ぱっと見ですけど、なんかお客さんの表情が明るくなった気がします。今までなんとなく暗い曲とか分かりづらい曲が多かったのかなと思ったりしてて。ライブをしてて笑顔になってくれる瞬間が多くなったような気がします。

-それはなぜ?

えんま:うーん、今までもわかりやすく作っていたつもりなんですけど、「ラブレター」を作るという過程を通して、もっとmock heroicの事をよりいいなと思って欲しいという気持ちが芽生えたからですかね。

-より、受け手の気持ちを考えるようになったというか、音楽を届けるという意識が芽生えたって事なんでしょうか?

えんま:そうですね。だからお客さんも前より楽しんでくれてるんだと思います。

-「ラブレター」をリリースしてツアーも行ったわけですが、その間にドラムのポルノ藤田が脱退しましたよね?話せる範囲でいいのですが、どういう経緯だったんでしょう?どういうタイミングで告げられたんでしょう?

新:タイミングは・・・。

まっさん:急だったよね。

えんま:あのー11月の11日の14時30分くらいでしたね。ツアー中で関西遠征の前の12時から15時までリハしていたスタジオの終わる30分ちょい前くらいだったので。新曲作ってて「こういうのもいいねー」とか話してる時に「ごめんちょっといい?」っていう話しになって「俺、mock heroic辞めるわ」って突然。

新:お、おぅ・・・、みたいな。

まっさん:じゃ、残ったスタジオの時間どうする?みたいな・・・。

-聞いた時メンバーはどう思いました?

えんま:このタイミングかよ?とは思いました。でも、それまでも「ポルノ、バンドに気持ち入っているのかな?」って思うような瞬間が結構あったので・・・。

-ちなみに引き止めなかったんですか?

新:そうですね、引き止める事はしなかったです。

-脱退は相当ショックだったと思うんですが、ポルノの気持ちを受け止めたわけですね。その後の展開はどう考えました?

えんま:もうやるしかないというか、ポルノが抜ける事になって、一旦そこで2人にも言ったんですが「改めて一度自分たちの今後のことを考えてみて」という話しになって、そこで全員「俺たちはやるよ」って覚悟を決めて。藤田が抜けたのはマイナスだったんですが、mock heroicがまた固まったというか、スタッフも含めて打ち合わせをしたりして、バンドが一丸となった瞬間でもありました。

-脱退が今一度自分たちを見つめ直す機会になった?

新:そうですね。不謹慎なのかもしれないけど、めちゃめちゃ前向きになれたんですよ。急に3人とも気持ちが切り替わって、これを機会にもっと楽しくやっていこうというスタンスに変われたんですよね。

-その方がポルノのためにも良い事ですよね。ポルノが辞めて、そのタイミングでクラカズくん(元赤色のグリッター)がサポートとして入るわけですが、これはどういう経緯で?

えんま:もともと地元というか千葉県のライブハウスで赤色のグリッターのイベントに以前呼んでもらって、呼ばれた理由がクラカズがmock heroicのことを好きだって言ってくれてたってことがあって。その後も交流があった中で、ポルノ脱退の前後で赤色のグリッターの解散という話をきいて、じゃお願いしてみようかという事でお願いしたら、快くOKしてくれたという流れですね。

-ドラムが変わるというのはバンドが変わるくらいのことだと思いますが、実際クラカズくんがドラムを叩いてくれるようになって何か変わりましたか?

えんま:ま、もう見た目が良くなったよね(笑)ビジュアルが。

新:確かに・・・。

-それはポルノに失礼・・・。

えんま:(笑)なんかもう後ろから「もっといけ、もっていやってくださいよ」というのを感じますね。

-クラカズくんが叩いてくれる事になったこともあり、活動を止めることなくmock heroicは3月に会場限定シングルをリリースすることになったわけですが、なぜ会場限定シングルを出そうと?

えんま:当初の予定だと2018年はこの時期にCDをリリースする予定ではなかったんですよ。でもドラム脱退があり、やっぱり止まってられないというか、このまま俺らは突き進むんだってという気持ちがあって、急遽レコーディングをしてライブハウス限定発売という形でリリースしたいと。

-会場限定した意味合いは?

えんま:ライブハウスで聴いて「あ、この曲よかった」と思わせたくて。ライブハウスで、生感で手に取ってもらいたい曲ができたので。

-なるほど。では収録曲について聞いていきたいのですが、まずM1「風船ガム」はどういうイメージで?

えんま:歌詞的なところでいうと、もともと民生さんに憧れてたりとか、90’sの洋楽のムードとか好きとか、模倣じゃないですけど自分たちの曲にトレースされていることが多くて。けど、そういう人たちなりたいわけではないというか、サビで「誰かになんかなりたくない」と歌っているんですけど、本当に誰かになるんじゃなくて、自分は自分でありたいという思いで書いてます。バンドを続けていく中で、いつか本当の自分になれた時、お客さんとか聴いてくれた皆さんに、もっとmock heroicの事を好きになってくれるんじゃないか、と思って書きましたね。

-楽曲的にはどうですか?アレンジとか?

まっさん:明るく!

新:「好き」を詰め込めたらなと思って作ったので、みんなで。なのでそれぞれ色んなところに各々の「好き」が散らばった作り方ができたので、作ってて楽しかったですし、ライブでも楽しくやれてます。

-曲中に皆さんの大好きなBLURの「パークライフ」ってフレーズができてきたりリフが入ってたりもしますよね?

新:好きだから入れちゃいました。聞いてもらって「これなんだろう?」って思ってくれて色々探したりすると音楽ってもっと楽しくなるだろうし、自分もそうやって受け取って楽しんでた側だったんですが、今回はそういう思いを伝えて、「音楽ってこんなに楽しいんだよ」って言える曲にもしたかったんです。発信したかった。

-ではもう1曲の「ファミリア」これはいつからある曲なんですか?

えんま:5年くらい前ですかね・・・。

-なんでこのタイミングで入れることになったんですか?

えんま:選曲ミーティングしている時にスタッフの人が「この曲がいい!この曲はいいぞ!」とゴリ押しされたので(笑)意外と自分たちで楽曲のことを客観視できなかったりもするんですよね。当時閃光ライオットとかでやってた頃で、実はその頃の時代の自分たちをちょっと嫌いだったんですけど、スタッフが推してくれてライブでもやるようになったら、その時代も含めて改めて自分たちを好きになれたというか。

-ちなみに会場限定シングルはどのライブでも売ってるんですよね?

まっさん:その通りです。ぜひライブに足を運んでください。

-ライブもいっぱい決まっているようですが、レコ発もあるんですよね?

まっさん:5/19に新宿のSAMURAIであります。

-まだ対バンは解禁できないようですが、決まってるんですよね?

えんま:そうです。結構対バンしているようでしてないバンドを呼んでますので楽しみにしてて欲しいです!

-mock heroicはどんなライブをしてくれますかね??

新:メンバーの脱退を経て、僕らの目線が上がったんですよ。目線が上がった事によって、ライブにしろ何にしろ色んな人たちと目線が合うようになって。目線が合って、通じ合うライブがこんなに楽しいんだって実感して最近とても楽しくライブがやれているので、この日も目と目が合って通じ合う音楽とかライブを楽しんでもらえたらなと思います。

-楽しみにしています。今日はありがとうございました。

全員:ありがとうございましたー!

■会場限定シングル「風船ガム/ファミリア」
収録曲:
01. 風船ガム
02. ファミリア
¥500(tax in)

風船ガム/ファミリア ティザー映像

■レコ発ライブ
5/19(土)新宿SAMURAI
mock heroic 「風船ガム/ファミリア」release party『ku-cha!ku-cha!』
*対バンは後日発表!
OPEN 18:00 START 18:30
ADV¥2,500 DOOR¥3,000(+1D)

■イベントライブ
3/24(土) 本八幡3rdSTAGE
HelloMusic pre.ちゃんとしたツアー2018
w/ HelloMusic / RiNGO TONE / メランコリーメランコリー

3/25(日) 新宿LOFT&BAR
reach the sky vol.7
w/ WOMCADOLE / Halo at 四畳半 / climbgrow / BOYS END SWING GIRL /
とけた電球 / アルコサイト / Goodbyès / アカイロ / まがりかど / Dear Chambers /
KAKASHI / kobore / Rocket of the Bulldogs / ギリトミンズ
*mock heroicはBAR STAGEにて18:25より出演

4/5(木) 新宿LOFT
春の大感謝祭2018 新宿ロフト1000円ライブ
w/ tonetone / YOI's / ネクライトーキー / and more

4/7(土) 下北沢サーキットイベント
KNOCKOUT FES 2018 spring
w/ Absolute area / Dear Chambers / Organic Call / イロムク /
ザ・モアイズユー / ユレニワ / and more

4/21(土) 大阪堀江4会場サーキットイベント
MISOJI RIOT 2018
w/ The denkibran / waybee / Rock'n Roll Birthday / 音速ライン / Bacon / ナードマグネット / 林青空 /
グッバイフジヤマ / ハンブレッターズ / モーモールルギャバン / Lucie,Too / and more