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secondlifeでのblogger活動(1)

 この記事では仮想空間セカンドライフがどんなものか、理解している方※向けに書きます。
 ※実際アカウントを所有し、一定の操作ができる上でどのような楽しみ方があるかを把握している方

 セカンドライフは歴史が長く、様々なネット媒体と共に歩んできた経緯からか情報を発信する人たちを総称して「ブロガー」と呼ぶことが多いようです。文字通りブログでテキスト情報を発信している人もいれば、スクリーンショットのみSNSに掲載する人も含まれます。またブロガーとはインフルエンサーのニアリーイコールの要素もあります。完全なる趣味として自由に投稿している人もいれば、何かしら報酬などを得ている人もいます。
 私がこれからご紹介するのは後者にあたるほうで、その中でも「スポンサー付きのファッションブロガー」について述べていきます。

 個人的にはInstagramなどのハンドメイド界隈で見受けられる「着画モデル」の存在が一番近い印象です。
 多くは女性が締めています。彼女たちはショップなどから無料で商品を提供してもらいセルフ撮影をしてSNSで紹介するのです。基本的に商品提供以外の報酬はなく賃金が発生する訳ではないので、厳密には職業として成立していません。
 無料で商品をもらえるならやってみたい…と思う人も少なくないでしょうが、ショップからすると一定の影響や効果を望んでいるので、注目率が高い人や撮影技術が高い人、見栄えのする人、実績のある人に依頼することが多く、望む人皆んなが「着画モデル」になれる訳では無い、というのが実情です。

 SLの話に戻ります。
 SLブロガーでスポンサーを得るという作業は、まさにこの「着画モデル」と同様のことが言えます。無料で商品を受け取りアバターに着せ画像を撮って公開します。「商品を素敵なものとして伝えること」が目的ですので、一定の条件を満たす人に限られ、そのための審査などがあります。

 一般的なところで聞くのは、スポンサーを得るための最低ラインとして「継続投稿歴3カ月以上、Flickrフォロワー1k(または1kビュー)」というものです。実際提示されている訳ではないのですが、目安になっているとまことしやかに言われていたりいなかったり。
 一方で駆け出しのショップさん、客層が若いショップさんなどは垣根が低いことも多く、クオリティが伴っていればOKとするケースも多々あるので、募集要項に数字の明記がない場合は気にせず応募してみるのが吉です。

 実はもともと私はお店を開こうと考えていました。市場開拓のために必要と思って始めたのがFacebookでした。翻訳機を使って英語で投稿したのは、この時が初めてです。当初はWIPとして自作のTATTOO画像を載せたり、ADの練習として撮影したものを投稿していました。
 商売をするなら認知度を高めなければ…と目的意識が強かったので友達申請があればどんどん繋がってゆきましたし、クリエイターさんを見れば臆せず友達申請を出しました。その姿が傍からどう見えたかはわかりませんが、友達が1Kになるのに数ヶ月もかかりませんでした。

 そのうちADの練習用として撮ったものを閲覧用のflickrアカウントにアップするようになったのですが、もともとレタッチ作業が好きだったこともあり、試作品を作るよりも投稿作業に没頭、気づけば新作や週末セールを買い漁って投稿する日々が続きます。
 徐々に私自身がブロガーになることに狙いを定め、スポンサーを得ることを見据えてあらたに試行錯誤を始めることになりました。
 アクティブなほうがフォロワーが伸びやすい&実際スポンサーがついた時は多忙になるだろうからと練習を兼ねて1日か2日に1度投稿するのはこれより後のお話ですが…いま思えば随分と無茶なことをしたと我ながら思います。

(続く)

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