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宝塚と品格

最近、品格について考えることが多くなりました。

というのも、タカラジェンヌたちのゆるぎない品格はどこから来るのか。タカラジェンヌ誰もが持ち得ている品格はいつ備わったのか。どうして色あせることなく品格を保ち続けていられるのか。いつも気になっていたのです。

ファンクラブ主催のお茶会などを私の店のパンケーキカフェでやってもらうことが多く、現役のタカラジェンヌを沢山見てきました。

トップスターさんやトップ娘役さんもお店に来られて、目の当たりにすることもあります。

本当に皆さん、礼儀正しく、オーラを醸し出しながら、圧倒的な品格があります。

現役は当然と思われるかもしれませんが、実は30人以上の元タカラジェンヌたちと一緒に仕事をしてきており、宝塚OGたちが、いっそう品格を際立てせていることを私は目撃してきました。

現役を辞めてからも、品格が自然に身についているタカラジェンヌたち。

彼女たちは、特別なことでなく、何気なくやっています。

では、その何気なく品格を醸し出すことは、タカラジェンヌしかできないのでしょうか?

私はそうは思いません。

なぜなら、タカラジェンヌも最初は普通の女の子なのです。

それが宝塚音楽学校を受験し、すさまじい倍率を突破して入学した時から、意識が変わり、品格を吸収するようになります。

もっと言えば、宝塚を受験しようと決めたときから、その意識は変わるのかもしれません。

まずは、タカラジェンヌになるんだ!という意識が品格を生み出すのでしょう!

そして、音楽学校に入学した1年目。予科生といわれるその時代の1年間は、一年上の本科生から、徹底的に厳しく躾られます。

この時の1年が、品格のベースを作るんだと私は睨んでます。

では、どれだけ厳しいのか。

長くなったので、この続きは又明日に😉



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