鬼のイメージ

豆まきましたか?

豆を撒くときに、「おにはそと」という言葉を言うのが一般的ですよね。

鬼という生物のことはよくわからないのですが、昔から悪い怪物と捉えられていることが多いようです。

昔話では必ず悪役として登場します。

しかし私は鬼に対して悪いイメージを持っていません。

私が幼いころ、小学校の国語の教科書に載っていたお話で(タイトルわかりません。すいません。)鬼の子どもが出てくるお話がありました。

その子はいつも帽子をかぶっていて、角を隠し、人間として人間とうまく共存していました。

もちろん悪さの一つもせず、模範的な”良い子”として生活していたのです。

当時それを読んだときに、「桃太郎」や「こぶとりじいさん」に出てくる鬼の印象と違う、優しい鬼というものに激しいショックを受けました。

今までの鬼のイメージとはなんだったのだろう。

恐ろしく人間に危害を加える鬼、優しくて悪さの一つもできない鬼

たぶんどちらも本当の鬼の姿。悪い鬼もいれば、良い鬼もいるでしょう。

人間と同じように考えるのは恐れ多いことではありますが、人間の中にも悪人と善人がいるのだから悪鬼と善鬼がいてもおかしくないですよね。

鬼の中にも善い鬼がいるのなら、やたらめったら豆を投げつけて痛めつけて追い払うなんて可愛そうかなーなんて

思ってはいるのだけどついつい「鬼は外」はやってしまいます。

あとで鬼さんに謝っておこうと思います。

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