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(詩) 風のおと


私がいる世界に 風が吹いている

サワ サワ サワ
サワ サワ サァ


目を閉じて ただ風を受けよう
風と 周りのおとがする

葉の揺れるおと 鳥のさえずり
歩く人のおと 遠くの工事現場からも

その真っ只中を 風のおとがする
耳と 肌から伝わる感覚 風 風 風


ザワザワ ザザ ザ
フワァ スー スゥー


生きている 今 このときに私は居る
泣けるほど 生きている

幸せが 風といっしょくたになって
身体に吹きつけるの

ビュワワワワ


久しぶりに詩を書きました。
風が本当に好きなのです。風を浴びることが、好き。なんでなのか、考えたことがありました。

風のおとが好きなんだ、風が肌にあたる感覚が好きなんだ。それはなぜなのか。

臨場感です。生きている、という臨場感。
目を閉じていると、耳や肌感覚が研ぎ澄まされて、いっそう強く感じるから、いつも目を閉じたくなるんだとも気付きました。

風から、私が生きている証を見つけて、心が揺さぶられていたんですね。

今朝もいい天気。風が心地良いです。


最後まで読んでいただきあり、がとうございます(*^。^*)

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