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子宮腺筋症核出手術を受けてきました#13 入院1日目②

18:09 カンファレンスルームで西田先生による手術説明。緊張する。 と同時に、「カンファレンスってドラマみたいだなー」とちょっと嬉しくなる。事前に質問したいことをノートに書いてきた。先生の説明が終わったら、聞く。


【先生からの手術説明】

改めてから先生から、子宮腺筋症という病気がどんな病気か、どんな手術をするのか、手術の効果とリスクを説明される。

○子宮の前壁を切って、子宮残ったところを子宮を再形成する。

○多臓器への癒着があれば、癒着をはがす手術を同時に行う。あなたの場合、内診の様子で、子宮が良く動くから、癒着は少なそうな感じだから大丈夫。だけど、中を見てみないと分からないからね。

○癒着がひどいと出血が多くなったり、他の臓器を傷つける可能性が高くなる。子宮は筋肉が多いから割と強いんだけど、腸なんかは薄いからやぶれやすい。

○成分輸血する可能性もある。今まで核出手術を受けた人の2%が成分輸血した。自己血輸血をなぜしないかの説明。(使わない可能性も高い上にリスクの方が高いから)

○手術時間は2時間くらい。

他にもたくさん詳しく教えてくれました。手術同意書を渡される。「よく理解してから、お部屋で記入してくださいね」とのこと。


【先生に質問したこと】

Q 母がB型肝炎のキャリアです、数年前に受けた血液検査で抗体がちゃんと出来ているか分かりませんと言われました。

A 肝炎の検査もクリアしていますよ


Q お腹どれくらい切るんですか?

A へその10㎝くらい下。横に切るよ。もしかすると縦に切る場合もあるかもしれないけど、今のところみんな横で切っています。これくらい切ります。(チョキの手にして、人差し指と中指の間くらい)目立ちにくいし、ビキニも着られるよ!


Q 内視鏡の手術なんかで、レーザーメスの熱で卵巣内の卵子がダメになってしまったという例を何度か聞いたのですが、この手術に使うのも熱源を使ったメスなんですよね?

A 熱を使って切るメスだけど、レーザーメスのように飛ばして切るものじゃなくて、触れた部分だけ焼けるようなメスなので大丈夫です。ただ卵巣に影響のないよう細心の注意を払って手術します。


【手術、頑張りましょう!】

自分ひとりの為に30分もかけて丁寧に説明してくれたのが嬉しかった。

わたし「今日も1日診察されてから、ここに来てくださったんですよね、ありがとうございます。手術宜しくお願い致します!」

先生「手術、頑張りましょう!!」にこっ!

と笑顔で返してくださって…

めっちゃかっこよかったです笑


【病室に戻ってから】

19:34 看護師さんが来てくれる、「手術説明だいじょうぶでしたか?」と聞きに来てくれた。その後、聞きたくなったことがあったので、聞いてみる。明日の診察の時、「先生に聞いてみますね。」のこと。

話の途中に、PHSで呼び出されていなくなっちゃった、あんまり面倒な患者と思われたくないなー…。

21:18 看護師さん戻ってきたー!もう忘れてると思ったのに、まじで看護師さんすごいわ。待ってる間に、聞きたい事が増えたり、ネットで調べて分かったり。面倒かけたくないと思いつつ、疑問を残したまま腹を切られるのはごめんなので。


●入院1日目のまとめ●

17:00に外から聞こえる「夕焼け小焼け」のメロディが妙に胸に来る。おうちが恋しくなっちゃう。気になることが色々とあって、心が忙しい。個室で本当に良かった。これで他人の目もあったら、まじで爆発しちゃいそう。

入院してる人も働いてる人も本当に偉い。

ぶらぶら美術館見て、落ち着く。一日緊張して眠かった。よく眠れますように。おやすみなさい。


【明日やること】

○筋腫やチョコレート嚢腫も一緒に切ってもらえるのか確認する。

○剃毛

○指定の時間にシャワーを浴びる。

○ご飯はお昼まで、下剤を飲む。

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