見出し画像

子宮腺筋症核出手術を受けてきました#8 病院選び編①

【手術!?とんでもない!!】

病院選び難しいですよね。私の場合はかかりつけ医の推薦です。

初めて子宮腺筋症かも?と疑われた時から、「茨城にいい先生がいる」とずっと言われていました。

子どもの頃から、かなりひどいアトピーがあり、様々な治療を受けていく中で、西洋医学への不信感がありました。なるべくなら病院のお世話になりたくない、薬はもちろん、身体にメスを入れるなんて、もっての外!!という考えで、約30年過ごしてきました。

子宮にメスを入れることで不調になってしまった例を何度も母からも聞かされていましたし、そういう主義でいるとそういう話が集まってくるようになるものです。


【手術以外の手立ては!?】

妊活準備のために来たクリニックで、子宮腺筋症の手術を勧められた私。その時は、手術なんて絶対考えられませんでした。これから出産に使う大事な子宮にメスを入れるなんて!もちろん拒否しました。

医師「子宮腺筋症は月経が来れば来るほど、悪くなっていくものです。簡単に言えば、生理が来ないようにすることで、子宮を休めることができます。

①手術、②ホルモン治療・薬で生理を止める、③妊娠・出産。

手術とホルモン治療は、妊活とは逆の発想になります。出産という部分だけを見ると遠回りになるかもしれない。手術とホルモン治療が嫌であれば、妊活を頑張ってみるという方法もあります。」


【妊活に捧げた2年半】

子どもがほしい!という夫婦の気持ちと治療の方針が一致。とにもかくにも妊活を急ぐことになりました。

元々やる気だった気持ちに、急がねばならない理由も加わり、妊活沼にはまっていきます。

四六時中、妊活のことを考えていました。どうやったらできるのか、どうやったら体温が上がるのか、どうしたら体質改善されるのか?いつもなにかを調べて、いつも何かを試して、食べたいもの飲みたいものを我慢して、代わりに体にいいものを摂取して…。

そんな中、各所から届く妊娠・出産のニュースの数々に落ち込んで、落ち込む自分の小ささに、またへこんで。

このことはあんまり今語りたくないな。エンドレスなので。ね。

妊活のレベルがどんどん上がり、結局はもう手術するしかないという所まで行きつきます。


【茨城は遠いーー!都内の病院を予約】

霞ヶ浦医療センターは我が家から3時間かかります。そんなの絶対無理だと思っていました。

都内の病院でも、数年前から子宮核出手術が出来るようになりました。正直に明かすと、そちらでも診察予約を取ったのです。かかりつけ医の紹介状も用意してもらっていました。

でもいくら調べても、その病院の患者さんの体験記が出てこなかったのです、アメブロでもTwitterでも。「このご時世こんなことあるのかな?」と物凄く心配になったのです。

それに手術件数は、霞ヶ浦医療センターとそちらの病院とは比べ物になりませんでした。(そりゃそうですよね。)

そして、思いました。

「手術の時、この不安に襲われたらどうしよう?麻酔で遠のく意識の中、『ああ!やっぱり霞ヶ浦に行っておけばよかった!』って思うかも。

手術がうまくいかなくて、全然症状が良くならなかった時、どう思う??『開腹してみたら核出手術じゃダメだったので子宮全摘出に切り替えました』なんてことになったら???絶対後悔する!」

「遠いって言ったって、同じ関東地方なんだから、大丈夫!自分の大事なお腹を切るんだから、多少大変でも、最善を尽くそう!!」

それまで流れで手術する事になっていましたが、
ここまで来て、やっと腹が決まりました。

予約していた病院にはとても申し訳なかったのですが、キャンセルをさせていただきました。

かかりつけ医にも事情を話して、霞ヶ浦医療センター宛に紹介状を書き直してもらうことになりました。嫌な顔せず、書き直して下さいました。(本当にいつもありがとう!先生!!)

んで、子宮腺筋症核出手術を受けてきました#3 診察予約編 に続く訳です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?