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低学年の最初の指導について質問されたので答えてみた2

この記事は2回目の記事です。
このまま読んでもいいのですが1回目の話を読んだ方が
もっとよく理解できると思います。
ですのでもしよろしければお読みください


午前中と午後の活動を見直す

 2年生の難しいところは 体力を考えながらセーブしたり
一定ののペースでするっていうのがなかなかできないところです。
興味があることには 全力投球する一方
疲れてくると極端に手を抜き始めます。
これをうまくペース配分をするのが 教師の仕事です。
いわゆるマネジメントというやつですね。
これが 低学年の子たちにはずいぶんと求められるようになると思います。
私のここまでの 経験から考える 2年生の傾向としては
1時間目は体力はあるがまだ 眠かったり 他にしたいことがあったりして
本気が出ないので答えが1つになるような授業
つまり 算数とかを持ってくると成功するような気がします。
2時間目は子どもたちにとって最高な状態が来ることが多いので
2時間目 はややこしい国語 とか思ってくるといいと思います。
3時間目は休憩時間に遊びすぎて調子がなかなか戻らない子がいたり
4時間目も給食前でそっちに意識が取られてしまうので
複雑なことはあまり向いてないと思います。
ただし 3、4時間目のところで体育や書写 などの
体を動かすようなことを入れると面白がってやるので
かなりありだと思います。

5時間目については給食後で休憩の後なので
おそらくそんなに そんなに 本気になれないと思います。
場合によっては寝てしまう子もいるかもしれないので
話をたくさん聞かなければいけないような教科を持ってくると
子どもたちが寝てしまうかもしれません。
最後に6時間目ですが もう帰りの会が見えてるし
くたびれても来てるので、ここは子ども達へのボーナスステージと
捉えた方が良いと思います。
子どもたちにとって楽しいことを並べて
最後 いい気分で帰れるようにしてあげるといいと思います。
教科や単元に縛られず、どんなものを入れてもいいかと思うのですが
1時間の授業の中の楽しいものと 覚えなきゃいけないものの割合を
うまく組み合わせてやると子どもたちが
どんどん頑張ると思います。
もしうまく子どもたちができないというのであれば
教師の環境整備の方が間に合ってないのかもしれません。
子どもたちの毎日の状況を見ながら変えることができるのは
担任の先生だと思うので、少しマネジメントしてみると
いいかもしれませんね。

 2年生の子供は正直 まだまだ 本能で動いてるような子どもたちです。
場合によっては 母子分離ができてなくって
家庭の意見の方が強くなったりだとか
同じこと言ってても他の人の話が自分のが
言っていることと同じものだという風に気づけなかったりだとか
メタ認知能力も低いので他の人から見た自分の姿がよくわかっておらず
何やら 大きいことを言ってしまったりだとかが起こります 。
ただし 逆に言えば 本能で動いてるということは素直に
リアクションをしてきます。
そのリアクションをよく見て子どもたちの考えてることを
理解すればおそらく いい方向に導けると思います。
その辺が毎日出会う 担任の先生の腕を見せところ
是非 色々チャレンジしてみてください。 


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