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上手な「並」の先生は 連休前に一度振り返る2

この記事は連載の2回目のものです。このままでも
意味は分かると思うのですが、より分かりやすくなると思うので
よかったら前回の記事を読んでから見てください。

前回は子どもの様子をもとにしたふりかえりでしたが
今回は大人を軸にしたふりかえりです。
上手な「並」の先生はこの辺も上手です。

職員室の様子を確認する

この時期になってくると気をつけなければいけないのが
職員のストレス。
「職員間同士でギスギスしてる」っていうだけではなく
なかなか仕事がうまく合わないなあと感じ くたびれている
先生方をケアするのも必要です。
具体的には声をかけてあげること。
上手な「並」の先生は学校全体のことを把握しておられて
「今度○○あるけど調子どう?」とか
「行事の準備だろう?がんばってるね」とか
「最近授業が順調だね。」など声掛けをされます。
これだけでも随分違います。
もう一つ大事だなと思うのは仕事を代わることです。
例えば電話連絡などを自分の分とまとめてしたり
書類の印刷やプリントの印刷を手伝ったり
悩んでいるようだったら詳しい人につないであげたり
たったそれだけのことでも、ずいぶん 助かります。
正直言うとこの連休の職員室の力が試されるところです。
連休まで精一杯走ってきてた先生方が、もし本当に苦しかったのなら
連休後に調子を落とすはずです。
そうならないようにある程度ふりかえってみて
職員室のみんなの様子を見ることも大事です。
4月の30日、5月の1日あたりで
また顔を合わせるので、足りないなと思うことは
その2日間に話してみるといいかもしれません 。
ただし 5月の2日はもうみんな休みモードに入っているので
そんな野暮なことを言わず楽しみましょう。

事務さんのフォローをできるように振り返る

事務職員さんが4月からここまでいろいろ大変だったのは、主に2つ。
新年度が始まって報告の書類の作成。
もう一つは備品の管理です。
書類の作成は多分この時期に大体 出揃って一段落しています。
むしろ 申請した通りに進んでるかがおそらく
事務さんが心配されるところだと思うので
もし可能であれば 進捗状況などをお伝えすると
事務さんも楽だと思います。
もう1つの方がとっても喜ばれるのですが
3月末に一度 倉庫に帰ってきた 備品がおそらく
4月の最初にそれぞれの先生方が持ち出されてなくなってきていると
思います。
今年から輸送の関係で注文しても 備品がすぐに届かなかったり
そもそも値段が上がってしまい 例年のように
短期間で備品を予算内で同じ数 揃えるのが難しくなっています。
そのため事務さんは 何がどれぐらいあって
これからどれぐらい 注文しなければいけないのか
ピリピリ されています。
そこで上手な「並」の先生は、それをフォローするために
まずは消耗品のチェック。
例えば ホワイトボードマーカーだったり学校共用のサインペンや
油性ペン 画用紙に至るまで 何が必要か チェックされます。
そして残りが少ないよとかこれはまだまだあるから
注文してもらってありがとうございます。 など 声をかけて
連携を取ります。
事務さんは1人か2人で学校全体を回されてるのに対して
備品が多すぎます。
また 消耗品も ものすごい速さで量が変わるので管理するのは大変です。
昔 若い先生がちょっと病気になられてその理由が
自分の範囲以外のことが多すぎて 管理 できないというものでした。
少しでもみんなでフォローできると ずいぶんと事務さんも
楽になると思います。
この辺も上手な「並」の先生は振り返り 協力されています 


上手な波の先生は マネジメントも上手ですが
一方である程度の期間の変化したことを振り返るのも上手。
しかも報告も上手なので、備品や消耗品の補充などその後の
学校環境の改善も上手にいくと思います。
これを読んでどうしたらいいんだろうって思ってる先生も
まずやってみると、たくさんやってるうちに
いろんなアイデアが出てきたりもするので
まずは一度やってみましょう。 上手な「並」の先生には
この辺も学ぶことが多いようです。

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