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Numberの那須川天心単独インタビューを読んだ雑な感想&今更ながらデビュー戦に関してとりとめのない話

 Numberwebに掲載された、那須川天心単独インタビューの記事を読みました。


 天心のキックボクシングデビュー戦の記事も執筆されていた、格闘技ファンにはお馴染みの布施鋼治さんならではのとてもいい記事でしたね。
 読んでいて唯一???ってなった武居由樹とのアマキック時代の対戦成績は後に修正されていました(当初の記事では対戦成績1回で引き分けのみになっていた。実際は4回対戦していて天心の3勝1分)

 この記事を読んでの雑な感想と、今更ながら天心のボクシングデビュー戦に関してとりとめのない話を少々と。
 独断と偏見と暴言と戯言と妄想です。
 悪しからず。


天心とSNS


 記事中で僕が最も印象に残ったのは天心がSNSについて語っていた箇所です。
 天心はキックボクサーとして強くなるための努力だけでなく、常に世間に那須川天心を知ってもらう為の努力もしていました。
 格闘家の中でも早くからSNSをやっていたし(ブログもやっていた)世間からの認知度が低い昔はTwitterも頻繁に投稿していました。
 その為、SNSに関しての理解力が今の選手たちと比べてはるかに深いと思います(色々と失敗したりもして学んだことも多かったのでしょう)

 アホが変な解釈をして騒いで面倒くさいことになりそうだったらすぐに削除しますしね(まあ別のアホがスクショして拡散するんだけれども笑)

 ボクサー天心の打たれ強さはまだ未知数ですが(何せデビュー戦ほぼもらっていないので)SNSでの天心の打たれ強さはロッタンなんて目じゃないです。
 メイウェザー戦後しばらくの間は、国内のみならず世界中から悪意あるSNSの攻撃を食らい続けてきましたしね。
 
 ちなみにメイ戦後に天心を叩いたボクサーや関係者、ゲロをぶちまけたような記事を書いたライター達、僕は全員覚えています。
 忘れてねえからな(笑)
 まあ既に掌クルックシャンクした人達結構いますけどね。

村を意識している天心


 天心は格闘技という小さな島の、さらに小さなキック村に住んでいましたが、そこに留まることをせず、積極的に村の外に出かけていきました。

 キック村では有名人だった天心もRIZINというMMAメインの大舞台に立てばそこまでの知名度は当時ありません。
 RIZINで活躍して、格闘技という枠組みの中では有名になっていくと、今度は格闘技を知らない人たちがいる世界にどんどん進出していきます。

 天心はそこでも爪痕を残してきたんですよね。バラエティ番組でも数多く結果を出して、頻繁に呼ばれるようになります。

 最初はローカル局(東京MX)のバラいろダンディから始まって、その内、キー局にNHKにと、あらゆる番組に出演するようになりました(ワンチャローンなんて一体何回バックスピンキックでKOされたんだろうか笑)

 その他にも、自分を知らない人達がいる世界を少しでも塗りつぶすかのように様々な場所へ出掛けていきました。YouTubeもその中の1つですね。

 地上波は特定の番組しか見ない僕は、逆に天心が出演することによって初めて見た番組とか多かったですけどね。
 最初から天心をメインに扱った番組(炎の体育会TV等)以外で印象に残っているのはクイズドレミファドン(さすがにこの番組は見たことある)で優勝したときと、やっぱり戦闘中での人外の活躍ですね。

 それと、天心がYouTubeを始めてなかったらがーどまんとか絶対知らなかったですね(全く同じことを僕より先にTwitterで仰っているフォロワーさんがいました。他にもいるんじゃないかな。こういう人)
 そもそもユーチューバーって、ヒカキンとヒカルくらいしか知らなくて、ヒカルの祭りくじの闇を暴く的な動画は見たことありましたが、ヒカキンの動画は一つも見たことなかったですからね。

 知名度が上がると当然アンチも増えていきますし、バラエティばっかり出てんじゃねえ、練習しろって声も上がります。
 でも、しっかりと覚えてもらうためには出続けなきゃいけないんですよ。
 単発だと人ってあまり覚えないから。

 ボクシングファンは当然、天心のことを知っていましたが、ボクシングというメジャーなスポーツに転向することによって、今までに決して取り上げらえることのなかったニュース番組に取り上げられるようになり、そのことによって更に認知度が上がりました。

 この一連の流れからくる、知名度というものの本質(有名になったと思ってもあくまでその界隈の限定的なもの)の理解度で天心を上回っている人ってあんまりいないんじゃないかなって思います(格闘技やスポーツといったジャンル以外でも)

 何故なら、多くの人達はその知名度がない世界に行くことをしない(必要性がない)からです。

 

ちょっとした思い出


 表題の画像は、2017年8月20日に開催されたKNOCK OUT vol.4の前日公開計量時のものです(右はウィサンレック)

 その日僕は仕事でしたが、計量場所近くに用事があったので軽くさぼって公開計量を見に行きました。
 何人くらいいたかなあ。今だったら無料で那須川天心の公開計量と会見を見れるとなればもっと凄まじい人になったと思うけれど、まだ当時はそれほどではありませんでした。

 旧KNOCKOUTは写真は勿論、動画の撮影にも規制はなく、SNSにどんどん拡散してくださいっていう方針だったのですが、僕は格闘技会場に行くといつも驚くほど写真を撮ることを忘れ、焦って撮影してもアル中が撮影したのかってくらいブレブレで、いつも妻に「マジで?何でこうなるの?」とか馬鹿にされます。
 その中でも比較的マシな写真がこれだったのですが、画質クソ悪いですね(笑)

 この日、会場で立っていると背中に電流が走ったようなビリビリっとした感覚がありました。
 なんだ?と思って振り返ると、天心が中腰でちょっとすみません的に手を前に出しながら通り過ぎていったところでした。

 僕は無宗教だし、占いとかオカルトの類は大嫌いなんですけど、何か覇気的なものを感じたような気がしました。背中でも感じるくらいのオーラ・覇気を発しているのに腰が低いギャップに更に面食らった記憶があります。自分でこうして書いていてもちょっと痛いし恥ずかしいんですけど(笑)

 で、どこかでこの感覚を味わったことあるなあって記憶を掘り起こしていたら思い出しました。
 伊達公子さんとすれ違ったときでした(一度引退して、2008年に現役復帰したとき)

 僕は有名人と呼ばれる人にお会いしたことは数えるほどしか無いんですけれど、そういう仕事をされている方ならもしかしたらわかる感覚かもしれません。
 TV制作をしている知人は、数多くの芸能人に会ったけどビートたけしのオーラが別格だったって言ってましたね。

天心のボクシングデビュー戦


 天心のボクシングデビュー戦前日の夜に、僕は40度近い熱を出しました。
 過去にそんな熱を出したことが無かった僕はあまりの苦しさに、天心の第2章が始まる前に、僕の物語(ページ数少ない)が最終章を迎えてしまったのかと思いました(コロナやインフルではなかったです。Twitterにメッセージ下さった方は本当にありがとうございました。今はほぼ回復しています)

 次の日(天心デビュー戦当日)の朝に病院に行き、薬を処方されましたが、熱は全く下がりませんでした。
 でも見ないという選択肢はそもそも一切ない。
 ですがいつ気絶してもおかしくないので、タイマーを小刻みにかけていました。

 阿部麗也の試合も楽しみにしていたのですが、熱で意識が朦朧としていて途中で力尽きてしまいました。
 ですが、次戦の佐々木尽vs小原佳太でアドレナリンかエンドルフィンか知らないけども、何かしらが分泌されて体がちょっと楽になってきました。
 熱を測ると、全く下がってはいませんでしたが(解熱剤も全然効かなかった)
 この興行で唯一天心よりも若い佐々木尽(オラスクアガは天心と同学年)はキラキラしていた試合前会見の通り、しっかりとインパクトを残したと思います。
 
 ジミー・レノン・ジュニアが「テーンシィーン、ナスカーワー」とコールして、「止まらないHa〜Ha」のイントロが流れてきたときは、ちょっと泣いちゃいましたね(このコールがお気に召さない人もいるみたいだけど僕は好き)

 天心の国際式転向についてはかなり前から話題になっていました(ごく一部の間では)
 僕が知る限りでは2015年くらいにはもう言われていたと思う。それは帝拳で練習していたことによる業界内の話だけではなく、ファンの間でもトピックになっていました。
 当時、天心のボクシング転向を話題にしていた人達は天心キッズとかではなく、ボクシングもキックもどちらも見ている大人たちだったと思います。
 
 余談ですが、僕は所謂天心キッズと呼ばれる人たちはRIZINに天心が出場してから誕生したものだと思っていて、そもそもRIZINから格闘技にはまった若い子だろうなと。そこには地上波の影響力の強さも関係していたと思っています。
 そして、地上波放送がなくなっても、次々に○○信者や○○キッズを生み出し続けているRIZINの影響力もやっぱり半端ねえなあと思っています。

 閑話休題

 それくらい前から話題になっていた天心のボクシング転向が、これだけ華々しいかたちになって実現したことや、長く格闘技を見てきて、それまでに目にしたことのない景色を前にした感動で感極まったのかもしれません。
 一番の理由は高熱で心のバルプがゆるゆるになっていたことだと思いますけれど(笑)

 

与那覇勇気


 まあ今更試合内容について、どうこう触れる気もないですけれど、面白かったですよ。あの試合見てつまんなかったって思う人も全然理解できますけれど、少なくとも僕はめちゃくちゃ面白かった。
 天心の試合見ているときは、高熱を発していること忘れてましたね。
 
 まず与那覇が良かったですね。
 天心と戦う選手って、いきなり戦ったことのない大舞台での試合になるので、リングに上がると思ったより緊張してしまう選手もいる。
 江幡塁とか今までに見せたことのなかった表情とかしてたし(江幡ほどの修羅場をくぐってきている選手を以てしても)

 でも与那覇は全くそんな感じではなかったです。
 自分の持っているスペックでやるべきことをやる。距離を詰めて、ボディ狙いという天心に対しては最もシンプルかつ有効そうな作戦を遂行する。
 これは格闘技・スポーツだけではなく、仕事にも通ずるところがあると思います。

 与那覇が精神的にも肉体的にもタフネスだったために、天心がボクシングに転向したときにおそらく最も課題になるであろうと思われた、スタミナとパンチ力を確認することが出来ました(耐久力はいまだ不明。個人的には顎は弱くなさそう。ボディはキック時代も決して強いとは思えなかった。弱いとも思っていないけど。今は分からない)

 与那覇に関してひどく勝手なことを言わせてもらうと、仮に彼がキックの選手だったら、かなり人気が出ていると思うんです。おそらく一本で食べていけるような(当然スポンサー収入込みで)
 だけどボクシングだとそうはいかない。
 それはボクシングが実力主義のしっかりとした競技だということの証明でもありますが、よくボクシングは稼げるよって昔から言われてきたことはあくまで本当にほんの一握りの選手だけの話で、現実はキックやMMAの方がよっぽど食える可能性が高いということです。

 ボクシングファンの方達は、キックや他競技の選手で才能あるトップどころの選手を見ると「ボクシングに転向して欲しい」って割と言うイメージです。今だと吉成名高とかはよく言われますよね。
 
 だったら、逆にボクシングの選手でも才能はあるものの、今のところ王者になるのは難しそうな選手(大変失礼ながら)とかはキックやMMAに転向してもいい流れが出来ればなあとかちょっと思います(過去に色々とあって難しくなったのは分かるけど、那須川天心というスターが転向してきた今だからこそ)
 当たり前ですが、王者又はそれに準ずるクラスの選手には言いませんから(ボクシングファンは平気で業界のトップ選手に言うけども笑)

 ルックスもいい、マイクもいい、メンタルも強い、実力もある。空手をやっていたし、従兄弟はキック王者、そして一番は天心と試合をした実績がある。
 間違いなく人気が出ると思います。
 
 与那覇は全く興味がないと思うし、あまりにも妄想が過ぎるのでさらっと聞き流して欲しいですけども(笑)
 

 

天心のスタミナとパンチ力



 スタミナに関しては、ひとまず実戦での6Rはクリアできましたが、次は完全に未知の8Rになるので(一応、6Rはロッタン戦でありました)、今もまだ取り組んでいる途中でしょう。ついこの間も走り込み合宿をしていましたしね。

 僕は天心がボクシングに転向するにあたっての一番の懸念材料はパンチ力に関してでした。

 天心はキック時代に外国人選手と19回対戦していますが、顔面のパンチでフィニッシュしたことは1回もありません。

 天心はキック時代42戦28KOですが、その内訳は、キックや膝でのフィニッシュが15KOでパンチでのフィニッシュ13KOより多いんですよね。
 そのパンチでのフィニッシュにも、キックや膝がきっかけになっていることも多く、僕は天心はキックメインの選手だと思っていました(キック終盤はパンチメインの選手になっていきましたが)

 K-1やRISEの55kgの選手で天心よりパンチ力がある選手って結構いると思います。なんなら53kgでもいると思う。
 ただ天心ほど、タイミングに優れていたり、カウンターが上手な選手はいないと思いますけれど。

 いくら何でも半年そこらで劇的にパンチ力が上がるとは思えないし、流石に完全に想定内でした(そのことが話題になることも含め)
 まあ、そこはこれからの楽しみに取っておきたいですね。常に言われ続けると思いますけれど。
 
 天心とスパーリングをした選手が口を揃えて言うのは、天心のフェイントに関してですね。あらゆるフェイントをしてくると。
 ボクシングに転向したことによって蹴り技が無くなる分、その引き出しは減ってしまいましたが、それでも遺憾なく発揮されていたと思います。
 目線だけではなく表情とかでフェイントするのはキック時代からもよくやっていましたしね。

 ディフェンスに関しては、元々キック時代から誰よりも優れていたと思いますが、ボクシングに転向してもこれほどとは思っていなかったです。完全に想定以上でした。
 川島郭志に憧れて独学でスリッピングアウェーを体得しようとして、無駄に首を痛めた若き日を思い出しました(笑)

 
 

拳四朗vsオラスクアガ


 拳四朗vsオラスクアガは絶対に見たかったので、井上拓真vsリボリオ・ソリスのときに一旦寝ました(申し訳ないけれど)
 妻に試合終わったら起こしてくれと頼んで。

 めちゃくちゃ面白かったですね。横で見ていた妻(前戦はひたすら京口を応援していたけど)も興奮してギャーギャー言ってました。

 本当に素晴らしい試合だったんですけれど、ボクシングファンの一部がこの試合で何故か天心にマウントを取るという謎現象が見受けられました。
 「これが本物のボクシングだ!どうだ見たか!」的な。

 国内のボクサーでPFP2位と言えば間違いなく拳四朗でしょう。
強くて試合も面白い。地上波でも試合をしていた(事件を起こしてニュースにもなったけども)
 その国内ナンバー2のボクサーの世界戦で箱が埋まらない現状をこの辺りのボクシングファンてどう考えているんだろうか?

 とあるボクシングファンの方は「普通に彼が(天心のこと)メインになる格の興行でやれば良いのに、何故世界戦とくっつけたがるのか」とtweetしてました。

 マジで言ってるのこの人(笑)?

 とあるボクシングファンの方は「デビュー戦なんだから1試合目が筋だろう」とtweetしてました。

 おまえ本気で言ってるのか(笑)?

 例えばなんですけれど、天心武尊に関してなんで天心がAサイドなんだ?って言ってる人達いたけど、その時点で話にならないじゃないですか。ここを理解していない人とはそもそも会話にならない。

 でも、そういうこと言ってたのっておそらく大半は子供達なんですよ。だからまあ仕方がない。
 でもボクシングの場合、試合順とか興行論一切無視したこと言ってるのって大人が多いでしょ。
 それが結構面倒くさいなあって思います。

 まずさ、あのアマプラの会見を見て、第1試合目とかありえないでしょ。第1試合目よりはメインの方がまだ現実的でしょうよ。
 そして、何故世界戦とくっつけたがるのか?って世界戦がチケット売れねえからに決まってるでしょ。
 試合前もさ、天心のサイトでは半分以上の席種はすぐに売り切れて、僕のフォロワーさんなんかは希望していた席種を買うことが出来なくて、他のサイトで買ったら、その後他が全然売れてないから天心にチケットが追加されるという。

 これだけ世界戦集めてチケット売り切れないボクシングの現状を棚に上げて、天心のファンはキッズが多くて、お金持っていないからチケット売れないとか言ってた奴頭大丈夫か。
 ボクシングファンは大人が多くてお金持っているからさぞかし井岡のPPVは売れるんでしょうね。

 あれだけ面白かった拳四朗の試合を見ないで帰った天心ファンは勿体ないとは思うけれど、別によくないか。途中で帰ったって。
 これはよく思うんですけれど、どんな興行でもそうだけど、自由に帰らせてあげてよ。人それぞれ事情はあるんだからさ。

 まあどの界隈にも頭が悪い人達は一定数いる。
 ただ、僕が一部のボクシングファンに思うのは、大人が多くてプライドだけは高いから変に屁理屈こねたがる割に、結構色々と分かってない。
 自分達は意識が高いと思ってるようだけど、手だけニキとか言ってる人達と本質的には何も変わらないと思うんですよね。

 天心のことは嫌いじゃないのだがーとかいちいち前置きする奴も面倒くせぇ(笑)
 いいじゃん。嫌いで。好き嫌いはあるんだからさ。
 
 「彼のこういうところは理解できなくもないんだが、こういう態度をとっていると素直に応援できるものも・・・」
 あーうるせーうるせー(笑) 
 最初から応援する気ないだろ(笑)

 そうは言っても僕が好きなボクシングファンの方のアカウントも結構沢山あります。
 そういう方達の特徴は、ボクシングもキックもMMAも全て見てますね。
 格闘技だけじゃなく他のスポーツも沢山見ていたりする。
 決して、ボクシングこそがとか、キング・オブ・スポーツなんて言い方はしない。
 そういう方達の話や考え方は凄く面白いです。

 その中でも僕が大好きな方がご自身のブログで
 那須川天心をほめるとなぜか真のボクシングファンが光の速さで説教しにくる
 
と書かれていてめちゃくちゃ爆笑しました。

 だから、やっていることの本質は天心キッズと変わらないんだって(笑)

 あと、天心の特例にお怒りの方達も結構いらっしゃいましたけれど、僕はさすがに怒っている方達はボクシングファンではないと思いますけれどね。確認したわけじゃないですが。
 仮にボクシングファンがいたとしたら結構マジでヤバいですよね(笑)

 

最後に


 天心の次戦は9月中旬らしいですね。
 今度はボクシングの「ク」くらいまで見せてくれるのでしょうか。

 天心は自身で第2章と言っていましたが、僕からしたらまだ2章目だったの?って最初は違和感があったんですが、第1章がシーズン12くらいまで続いたのねってことで納得しました(笑)

 那須川天心という、キックボクシングというジャンルで一度完成された格闘家が、別ジャンルで一から課題を克服していって成長していくという、THE少年漫画を現実に見ていけるなんて、こんな至福の喜びないですよね。

 何よりも天心が凄く楽しそうなことが、見ている側にも伝わってきてそれが嬉しい。
 キック終盤には見ることのできなかったモチベーションの高さがひしひしと伝わってくる。

 そして、また何か必ず言われる(笑)
 パンチ力もそうだし、試合内容もそうだし、他の試合とも比較されて言われるし、会見時のコメントでも言われるし、会見時の服装でもなんか言われる(天心の服装にケチ付けている人は相当おしゃれなんでしょうね。
ちょっとお前の服装見せてみろよ笑)

 彼は常に言われ続ける。おそらく一生続くと思います。格闘家をやめたとしても世に出続けている限り。
 もしかしたら人々の前から姿を消したとしても言われるかもしれないですけどね(笑)

 最早それもセットとして楽しんでいくしかないかなと(笑)

 ちなみに天心のデビュー戦をみた翌日も熱は下がりませんでした(次の日に下がった)
 ただその日は、イスラエル・アデサニヤvsアレックス・ペレイラ
 
のダイレクトリマッチがあったので、またもや高熱を発しながら格闘技を見ました(この試合を見ないという選択肢もない)

 さすがに横になりながら見ていたのですが、アデサニヤがペレイラをKOしたときは興奮してスクっと立ち上がりましたね。
 クララよりよっぽどスムーズに。

 あんな試合を見てしまったら、那須川天心第2章は勿論、第3章も絶対に見届けなきゃいけないので、健康には以前にもまして気を遣おうと思いました(笑)

 皆様もご自愛ください。

(了)
 
 

 



 

 
 

 

 

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