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アラフォーの空回りに目も当てられないって話


この話の後日談です

ヤキモチ焼いてごめんとLINEしてから
特にこの件には触れず久々のデート

ゆっくりご飯を食べようって事で一軒目は串カツへ。串カツとビール合うよね〜
うまうま言いながらぐびぐび飲む
彼を見るとニヤニヤしてる
…嫌な予感

「この前のヤキモチの件だけど」

やっぱりー!
ごめんねって言おうとしたら

「あの人15歳くらい上の大先輩だよ、全然ヤキモチ焼くような人じゃないよ」ってめちゃくちゃ笑っている

…えっ若い女の子じゃなかったの?!
確かあの時すごい酔っ払っていてミニスカートにロングブーツの格好を見ただけで顔は全く見てなかった。絶対ギャルだと思ったんだよ!!俯きかげんで今日は帰るねって帰ってきた私よ…

なんと言う事でしょう
年上のお姉さんだから大丈夫とかじゃないけれどギャルじゃなかったのね…
いやギャルだったんだけど…
職場の大先輩だったのね…
恥ずかしいいいいい

そのあとも延々とイジられる
終いには「明日男友達と遊ぶけどかこおちゃんヤキモチ焼くからなー」だって
もうやめてー!瀕死よー!

盛大に勘違いしてしょんぼりして
記事にまでしてしまった

「めちゃくちゃ可愛かったよ」
彼が嬉しそうにゲラゲラ笑って言う
私もつられてゲラゲラ笑う
笑って許してくれて優しいな
そういうところも好きだな

もう不用意に妬かないように飲み過ぎ注意だ
でも串カツの後二軒も行ってしまった
彼と話が尽きないしお酒も進んで仕方ない

2人で話すのも
店員さんと一緒に話すのも
隣のお客さんと話すのも
全部楽しい、全部好き
お酒が好きだし
酔っ払ってどうしようもない私も
もっとどうしようもない彼も好き

帰りはベロベロだったのは言うまでもなく
彼の背中に手を入れてスリスリしていたらしい
痴女やん!本当飲み過ぎ注意だ!


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