FIREてのもブームはもう過ぎ去りましたかね？？
一時期、いろんなメディアで毎日のように取り上げられていたものですが。
もう飽きられましたかね？
自分の場合ですが、早期退職したものの、別にFIREってわけじゃないんです。

今さらながらFIREって

そもそもFIREてのは、「金持ちになれたらできる生き方」じゃないですか。
だってそうでしょう。
本来的な意味のFIREは、
・生活費の25年分を貯める
・資産を年利4％で回す
なので、例えばうちみたいな夫婦二人、月生活費をギリギリ25万円だとして、必要資産額は
7500万円
になるわけでしょう。
もうそれだけで成功者じゃないですか。
それで、そいつを年利4％だなんて、大幅にリスク資産に振り分けるんでしょう？
年利4％で、しかも資産価値も下がらないという前提で成立する話なわけだ。
うーん、4％となると、株式か投資信託あたりになるかね？これは価値がどうしても上下するよ。

うちの場合

資産のほとんどをリスクにさらす、という度胸はないので、普通貯金ばっかりですよ。
昔購入した投資信託とか、外貨預金とかはそのままになっているけど、割合で言えば微々たるもので。
だから投資で大成功して財を成したというわけではないんです。
しかし7500万円も貯めるなんて、一馬力で普通に働いてた俺にはちょっと時間がかかり過ぎて（妻は結婚以来専業主婦）、もう耐えられなかっただろう。
つまり、俺の場合現在、単に普通貯金を取り崩しながら生きているわけで、これは完全にFIREの理論ではない。

そんなんで大丈夫なのか

俺も一応ファイナンシャルプランナーの資格は持っているわけで、実はかなり綿密なプランを構築している。計算を何度もやり直して、かれこれ21年ほど準備がかかっている。
資産の形成は主に貯蓄である。
夢もへったくれもないね。
プランは80歳までうっかり生き残ってしまった場合の想定であるが、ちゃんと年金が支給されることが条件となっている。
政府ってのは平気で嘘つくので（大幅に変更することも含め）あまり信用できないのであるが、そもそも普通の人は老後、年金支給が無かったら生きていけない。一生働くことになるだろう。
そうならないように考えてはいるけど、この先本当に何がどうなるかわからないので、その時はプラン自体をまた計算し直して変更を加えていくことだろう。
そういったフレキシブルさもないと、早期退職は難しい。