誰かをなんとかしてあげたいと思うこと。
これは、自分では、良いことをしている気持ちになるけれど、相手にとっては大きなお世話、ということが、少なくない。
部分的には、良いことに見えても、全体的には、そうは見えない、ということも少なくない。
見極めが大事だ。
そもそも人が他人を変えることはできるのか？
わからない。
そもそもその他人は、ほんとうに変わることを望んでいるのか？
わからない。
なんとかしてあげたいと思い、短期的には、それで、よい方向に向かっているように見えても、長期的にはどうなんだ？
わからない。
わからない。
わからない。
考えがぐるぐる頭をめぐり、わたしはなにもできなくなる。
今は、作業所の通所、という生活の基本さえできていない。
ひどく病んでいる。
優しいから、こんなことになってしまったんだ、世渡りが下手な人は、往々にして、優しすぎるんだ、と、ゆうべ言われた。
けれど、自分が優しいのか、優しくないのか、それもわからない。
今はただ、深く病んでいる。