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引き際

どれだけ願っても、
どれだけ努力をしても、

叶わない。
手に入らない。

そんなことがある。



それでも、願い続けて
努力を重ねていくことに、

意味はあるのだろうか。



『引く』という選択肢がある。
 

人の気持ちや、宿った記憶は
簡単には変わらない。

つきつけられた現実も
それが、現実。


自分の叶えたい
夢を追い続ける。

自身のエネルギーを注ぎ込み
自身の力で掴み取る。

その可能性がゼロではないならば

チャレンジしてみたい。
応援もしたい。



ただ、

相手がいてのこと。
自分に選択権がないこと。
年齢的なこと。
経済的に、どうにもならないこと。


そんな時には

諦める。手放す。方向性を変える。

「引く」という選択をすることも
必要なんだと思う。




「引き際が美しい」

そんな簡単に
割り切れるものではない!!!


そう思うけれど、心のどこかで

その際が、
本当はチラついている。


泣き叫んでも、声を上げ続けても
想いの丈を伝え続けても

できる全てを注いでも
それでもダメならば


潔く、引く。

決めて、断つ。
 

引く。という決断をした自分を
讃えていい。

辛いけれど、
それも、美しいと思う。



引いた部分には
余白ができるから

風もよく通るし
新しいものを迎える空間もできる。
 
 

感情を曝け出すのも、自分。
潔く散るも、自分。

嘆き続ける自分より
美しい自分でいたいと思う。

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