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ビジネススキルとしての気遣い

ビジネスにおいて人間関係は避けて通れない。
そのため、ビジネスをスムーズに進めていくための潤滑剤として気遣いは非常に重要である。
寧ろ、気遣いによってビジネスを優位に進めることも可能である。
今回は私の最近の出来事で改めて気付かされた気遣いについて書きたい。
(気付いたことを書いてるだけなので体系化はされてません)

相手に関心を持つ


ビジネススキルとしての気遣いは様々な局面があるが、今回は重要な取引先の方との関係に於いての気遣いについて書きたい。

重要な取引先の方との関係に於ける気遣いで重要なことは、「相手に関心を持つ」ということである。
いや、当たり前やんと突っ込まれそうであるが、相手に関心を持って行動出来ている方は意外に少ない。

先日、ある著名な方を講師に読んでセミナーを実施した。
間にエージェント会社が入ってはいるが、基本のアテンドは私である。
その方はスポーツ分野で著名な方であった。
正直、スポーツ分野に関する私の知識は弱い。

当然、その方について調べてはいたが、「本を書かれていること」について見落としをしていて、事前に読むことが出来なかったのだ。
当日、その講師の方のセミナーは大成功をしたが、私のアテンド能力が低かった・・・。
私が事前に著書を読んでいれば、もう少しコアな内容について引き出すことが出来たと思うし、私自身の学びに繋がったと思う。

事件は、その日の18時に起きた。
知らない番号から私の携帯に着信があったのだ。
電話に出てみると「○○です。今日はありがとうございました。今無事に東京につきました」と、セミナー講師から電話があったのだ。

これには正直やられた・・・。
まさか名刺を見て直電をくれるとは思って無かった。
しかも、私自身をバッチリ観察されていて、いろんな部分で見抜かれていたのだ。

やはりすごい人はすごい理由がある。
相手への気遣いと相手への関心のレベルが違う。
この講師の略歴を見ても、納得である。
相手へ関心を持つこと
これはビジネススキルとして必須事項である。


御礼は必ずする


御礼は必ずすべきだ。
商談した時、ご馳走になった時、受けた仕事が完了した時・・・。

私もできる方ではないが、御礼に関しては意識はしている。
様々なお店を視察に行くことが多いのだが、快く受けて頂いて色々と教えて頂いた際は、翌日に御礼のメールを送るべきだ。

もっとインパクトを与えたいと思うなら、手書きの手紙がお勧めだ。
私の30代は、御礼は手書きの葉書をその日の夜に書いて翌朝にポストへ投函していた。
今でも私の手帳には、葉書3枚、84円切手5枚、120円切手5枚が入っている。120円切手は定形外のご当地葉書を使用する際に利用する。

最近の話で、たまたま紹介された方と会食を一緒にした際に、その方への御礼のメールを送ったつもりで忘れていたことに1週間後に気付いた。
やってしまった。一時が万事である。

まだまだ私自身も出来ていないと最近反省したことである。


名前で呼ぶ


これについては取引先に対して役職で呼んだりしがちである。
私自身、自分の会社のスタッフにも出来ていない。
完全に私には出来ていない項目で反省。

これも先日、参加したセミナーでの出来事であるが、
ある著名な講師は名刺交換したら、すぐにその方の名前を呼んで会話をされていた。
人間にとって、名前を呼ばれるということは非常に重要である。
その講師の方はテレビでも拝見することがある方であったが、名前で呼ぶことを徹底されていた。

やはり、活躍されている方は活躍されるだけの理由があるのだ。


まとめ


気遣いは人間社会に於いて非常に重要である。
人間は結局は感情の生き物である。
ビジネススキルとしての気遣いを徹底していけば、ビジネスとして優位に進むこともある。
まだ、やっていない人は、翌日の御礼のメールから始めてみてはいかがだろうか?





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