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憂鬱でなければ、仕事じゃない

さて、今日も自宅の本棚漁りである。
このところ毎日2時間はインプットの時間に充てることができている。

今日は懐かしい本である。
幻冬舎の見城徹さんと、サイバーエージェントの藤田晋さんの本である。
2011年の本だ。

Amazonで見たところ現在は文庫化で買いやすくなっている。

さて、この本は見城さんの本当に憂鬱そうな表紙にいつも痺れる(笑)
ライトの当て方が確信犯的なのである。

そして、タイトルの「憂鬱でなければ、仕事じゃない」にも痺れる。
仕事は憂鬱なものなのだ。
いや、仕事は楽しくしたいものだ。
しかし、時に憂鬱なものだと思う。

苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス
逆境は自分を磨く最大のチャンスである。
くぐり抜けることで度量は格段に大きくなる。
それはどんな訓練よりも、潜在能力を引き出してくれる

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」より

言葉は時に暴力的であり、時に良薬でもある。
そういう意味では、憂鬱というマイナスな言葉をプラスの言葉として考えさせられるマリアージュ的な使い方である。

この本は言葉の使い方も秀逸であるが、仕事の本質を突いている本である。
本の中に3割3分3厘の仕事いう言葉が出てくる。
野球をする人ならすぐわかるが打率である。
3打数1安打は非常に難しい。

ユニクロの柳井さんの本に1勝9敗という本があるが、ビジネスで全てうまくいくことなどあり得ない。

しかし、挑戦(打席に立つ)しなければ、結果は出せない。
ビジネスで重要なのは打席に立ち続けることだ。
それは時に憂鬱である。
凡人である私なら尚更である。

さあ、明日も憂鬱をバネに打席に立とう。
打席に立ってフルスイングだ。

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