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25.価値観とは行動を導く信念

中堅社員研修を二日間の日程で実施しました。研修の初日、受講者が自己評価と上司評価のギャップを知ったときに感じるショックや困惑は、重要な成長のきっかけとなりました。自己評価と他者評価のギャップがあることは、自分の行動や価値観について深く考える契機となり、自己洞察を得ることで今後の成長につながります。

上司の価値観との一致や不一致が指摘されたことは、重要な気付きでした。部下に対する指示やコミュニケーションの仕方は、上司との価値観やコミュニケーションスタイルから影響を受けるものです。上司の期待や信念を理解し、受け入れることは、チームや組織の円滑な運営にとって非常に重要です。

自己評価と上司評価のギャップに気づけば、今後は、上司の意図や価値観を適切に理解し、それに基づいて行動することができるでしょう。過去の振り返りと反省から、上司の意図やフィードバックを真摯に受け止め、自己成長につなげていくことが重要です。

自分の弱点や課題に向き合えば、それを克服するための具体的な行動計画を立てることで、自分の本当の姿を見つめ直す審美眼(あるべき姿の見直し)が生まれ、自己成長の軌道が敷かれるのです。

このショック療法的な経験をポジティブに受け止め、これからの仕事やチーム活動に生かすことで、より優れたリーダーおよびチームメンバーとしてのスキルを磨いていけるでしょう。上司の価値観と共感し、同じ方向に向かって行動できた場合、確かな信念が形成されたと言えるでしょう。価値観とは行動を導く信念なのです。

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