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耳の役割 心の声を聴く

『秋の快晴』❣️

雲ひとつない秋晴れの中
地域在住の諸先輩に混じって
研修会に参加した。

ヘレンケラーと云うヒトを
ご存知だろうか?
目、耳、口を
閉ざされた女性だ。

障がい者の未来を
開いた人でもある。
三重苦のの中、
サリバン女史に導かれ、
障がい者の力を世に問うた人。

それに匹敵する人が、
日本にも居たのだ❣️

凍傷が元で、
四肢全ての半分を失った女性。
中村久子女史❗️

幼い頃、命懸けの手術を受け、
肘、膝辺りまでの
手足を全て失った中で
懸命に生き、実母、家族から
支えられ、
人生を終えるまで
常に前向きに生きた女性。

残された手足を駆使し、
料理、縫い物、育児を尽くし、
更に
後世の障がい者の灯台となり
心打つ詩集を綴っていた。

苦しかった事、
辛かった事、
悔しかった事、
マイナスの事の方が
遥かに多かったであろうに

久子さんの
口で綴った文字の
美しさ
チカラ強さ
創作された作品の
どれからも
五体満足の私達が、
到底及ばない
細やかな仕事、
素晴らしさが際立っている。

障がい者の方への
考え方、
関わり方を
もう一度、
考え直す必要があると
さえ思えた。

久子さんは、
手足の自由のない中、
ヘレンケラーのような三重苦を
ひとつだけ取り戻すことが
許されるとしたら⁉️

と云う問いに、
『耳』だと答えた。

真実を聴き取る耳。
心の声、
心の叫びを
聴き事ができるのは、
『耳』だからだと❣️

そして、
心の声を聴き取ることで
『ホンモノの光』がみえるのだと。

私の赤ちゃん通訳を自称し、
言葉の出る前の
赤ちゃんとの会話にも
どうしても必要な要素なのだ。

本音=本物の音色

それが、
聴聴き取れるように
常に、精進せねば❣️

色々な人生を過ごしてこられた
地域に住まわれている諸先輩から
ホンモノをこれから教えてもらおう
と、心からシャンとされられた
研修会だった。

高山市の寺院にて、
      開業助産師 前田弘子

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