横浜DeNAベイスターズ史上最高助っ人だれ?ロバートローズの凄さ!

プロ野球が遂に開幕しましたね。

我が横浜DeNAベイスターズは、2021年シーズンの最下位から大きく飛躍できるのでしょうか?

新しいシーズンが始まると助っ人各チーム助っ人外国人の活躍が気になりますよね。

そこで出てくるのが「球団史上最高の助っ人は誰か」説です。

今回は、横浜DeNAベイスターズ史上最高助っ人だれ?ロバートローズの凄さ!をテーマにして書いていきたいと思います。


横浜DeNAベイスターズ史上最高助っ人はだれ?

横浜史上最高の助っ人といえば、ロバートローズで間違いないでしょう。

大洋ホエールズで活躍したパチョレックやポンセ、シピン、最近ではホセ・ロペスなどの名前もあがると思います。

ただこれらの往年の名選手を差し置いてもロバートローズは別格です。

ロバートローズは、プロ野球の歴代外国人の中でも史上最高の選手といっても過言ではないと思います。


ロバート・ローズの凄さとは?

ロバート・ローズの凄さについて見ていきたいと思います。


1.歴代1位の打率

ロバートローズといえば、毎年安定した活躍です。

成績は、wikiを参照して欲しいのですが、打率3割を切ったのは1996年の一度だけで、あとの7年間はすべて3割超えのバッターです。

NPB通算打率は脅威の.325、残念ながら歴代ランキングの4,000打数に71打数足りずランキング外となっていますが、すべて凡打でも.319。

71打数0安打ということは、まずないはずなので、1位のリーの.320を抜いて、実質1位ではないかと言われています。

歴代ランキングは以下のとおりです。
そうそうたるメンバーを差し置いてい1位になるということです。

1位リー .320 (1977-1987) 4934 1579
2 位青木 宣親 .3192 (2004-2022) 5711 1823
3位若松 勉 .31918 (1971-1989) 6808 2173
4位張本 勲 .31915 (1959-1981) 9666 3085
5位ブーマー .317 (1983-1992) 4451 1413
6位川上 哲治 .313 (1938-1958) 7500 2351
7位与那嶺 要 .3110 (1951-1962) 4298 1337
8位落合 博満 .3108 (1979-1998) 7627 2371
9位小笠原 道大 .310 (1997-2015) 6828 2120
10位レオン .308 (1978-1987) 4667 143

ローズといえば、打率に加えて勝負強い打撃が本当に印象的でした。
毎年、得点圏打率は、打率を上回っています。
全盛期には、巨人のチームミーティングで、「ローズはヒットならOK」と言われるほどでした。


2.ポジションがセカンドという希少性

ロバート・ローズが、歴代外国人の中で史上最高と言われる理由の一つはこのポジションにあります。

少し決めつけている部分はありますが、強打の外国人助っ人というとポジションは「外野や一塁、三塁」あたりが多いです。

まして三塁手や外野で、守備が上手い外国人選手であれば非常に希少性が高いですよね。

ローズは、その中でもポジションが「二塁手」という点が非常に希少性が高いと思います。

今でこそ強打のセカンドは増えてきており、楽天の浅村選手、ヤクルトの山田選手、広島の菊池選手などがいますが、助っ人外国人でセカンドを守り、さらに強打となるとほとんど思い浮かぶ選手がいないですよね。

我がベイスターズでは、ソト選手がセカンドを守ることができますが、なかなか上手いと言えないレベルであり、そういう意味でロバートローズは守備でも魅力的な選手でした。

個人的にはソト選手が来日した2年間は、ローズ級の選手が来てくれたと思いましたが、やはり長い間安定して活躍し続けることの難しさを感じています。

ファースト駒田、セカンドローズ、ショート石井琢朗、サード進藤は鉄壁の内野陣でしたね。

1998年の優勝も必然であったのかなと思います。


3.広角に打てる打撃

ローズといえば右方向の打球かなと個人的には思っています。

ローズは成績的には、99年を除けば毎年ホームラン20本前後のいわゆる中距離打者です。

ただ練習ではスタンドにガンガン放り込むパワーがあります。

本当に個人的な印象ではありますが、ロバートローズの練習を横浜スタジアムでみていた時のことです。

スタジアムでピーとスタンドインを観客に知らせる笛がなると、ボールは右翼外野席のスタンドを優に超え、場外へ飛んでいきました。

打球を見守っているとまた「ピー」という笛とともに、またもやライト場外へ消えていったのです。

場外弾、しかもライト方向に2球連続ですよ?

度肝を抜かれたのを思い出します。

ローズのホームランを言えば、当時の剛腕ヤクルト五十嵐選手から打ったシーンも忘れられないですが、これも神宮球場のライトスタンドへ放り込んでいます。

ローズは、この広角な打撃を活かして、NPB史上初の3度のサイクルヒットを達成しています。


まとめ

懐かしのロバートローズ選手について振り返ってみました。

横浜ファンとしては、セカンドの外国人選手が来る度にローズの再来?と期待してしまう方も多いのではないかと思います。

阪神のバース選手を思う気持ちと同じですね。

最近では、同じセカンドを守れるソト選手や、背番号23を背負うオースティン選手にその姿を重ね期待してしまいます。

ただ、ロバートローズ選手が横浜を去ったのは2001年で、既に20年が経過しているんですよね。

全く同じ選手が出てくるわけもなく、ローズと重ね今の選手を重ね続けるのも失礼な話なので、圧倒的な成績で抜き去って欲しいなと思っています。

今のオースティン選手とソト選手が同時にいる状況は、ブラッグス、ローズがいた頃を超えられる可能性があります。

また昨年大活躍したセカンドの牧選手は、新人ながらまさに往年のローズ選手に近い活躍をしており、あの時以来の高まりを感じずにはいられません。

2022年シーズンは、4月3日現在、残念ながらオースティン選手とソト選手の出場ができない状態が続いていますが、何とか復帰まで良い位置をキープして、久しぶりの優勝争いを期待したいなと思っています。
力は確実についてきています。
頑張れ横浜DeNAベイスターズ!

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