見出し画像

macのプロセス mds_store とは?

mds_storeはmacOSのシステムプロセスで、「Metadata Server」の略です。これは、macOSにおいてファイルのメタデータをインデックス化し、スポットライト検索がファイルを迅速かつ効率的に見つけることを可能にする役割を果たしています。

基本機能

  • インデックス作成: mds_storeは、ドキュメント、画像、その他のファイルの内容や属性についてのデータを収集し、検索可能なインデックスを作成します。

  • 検索性能の向上: このインデックスを利用することで、Spotlightやその他のアプリケーションは、ディスク全体をスキャンすることなく迅速に情報を検索できます。

システムへの影響

mds_storeは通常、目立たないバックグラウンドプロセスとして動作しますが、新しいソフトウェアをインストールした後や大量のファイルを新しく追加した後など、特定の状況下では多くのリソースを消費することがあります。これは、新しいデータをインデックスに追加するために高いCPU使用率やディスクアクセスが発生するためです。

問題解決

もしmds_storeが過剰なリソースを消費していると感じた場合、次のような対策を試すことができます:

  • Spotlightの再インデックス化: システム環境設定からSpotlightの設定を開き、特定のドライブやフォルダをインデックス除外リストに追加するか、全てのインデックスをリセットすることができます。

  • システムの再起動: まれに、mds_storeのプロセスが異常に高いリソースを消費してしまうことがあり、システムの再起動が役立つことがあります。

結論

mds_storeはmacOSの重要な機能であり、ユーザーがシステム内の情報を効率的に検索できるように支援しています。ただし、時としてシステムリソースを多く消費するため、その動作に注意が必要です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?