地域的に製造大手企業や地元財閥系の企業からの転職希望者の採用面接を何度もしているのですが、正直希望年収の差がありすぎます。新卒2～3年勤務で残業や夜勤込みで400万近く年収があり、それと同程度の年収を希望してきます。転職理由として『残業が多すぎる』とか『職場が24時間稼働で月の1/3夜勤は辛い』『希望部署へ配置転換を申し出たが聞き入れてもらえない』とか言われますが、それって就職面接の際に確認できるレベルの事だし、就活担当の教員から就活指導や面接練習の際に散々指導される気がします。面接の際に聞いた内容や就業規則と実態がかなり異なるとか、上長に進言して無視されている様なら資料集めて労基に駆け込めばいいだけだと思うが。
業種にも因るとは思うが新卒2～3年で上長の指示に従って行動するだけのレベルの軽作業で夜勤込み400万なら妥当、1勤なら300万弱が地域の相場な気がする。もっと年収が欲しいなら人件費相場の高い都市部へ行くか、自身が簡単に替えの効かない人材になるしかないと思う。

うちの会社は夜間無人稼働で利益を稼ぐ体制を取っているので1勤の定時退社が当たり前、一応従業員と36協定は結んでいますが月残業はほぼ0の会社なので、幹部社員候補としての採用ならともかく、年齢に関わらず実力不明な未経験の現場作業員でいきなり出す事はありません。研修期間中早々に才能開花して研修開けでドカッと上がるケースはありますが。

自身の能力を過大評価する、自分に対して甘い考えを持った人の言動として『地元愛が強いから地元で』『今の会社は夜勤や残業が多すぎる』と面接で声高に訴える傾向が強い気がする。本音としては家事全般親任せの実家暮らしでほぼお小遣い状態の給与水準の生活から変えられないんでしょう。そんな希望を叶えてくれる都合の良い会社が田舎にポンポンあるわけでもなく、転職先が見つからず行き詰って病んでいくか、転職諦めて気力の無い社員として居座るんだろうな。