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NO MORE RULES KATE

飲んでも食べても落ちないリップことリップモンスターが爆発的に有名になってから、ケイトのビジュアルイメージはどんどん洗練されていっていると思う。


中島美嘉のイメージモデルにはじまり、木村カエラ、黒木メイサ、中条あやみなどブランドの世界観に負けない存在感のあるモデルが起用されている。
特に中条あやみが起用されているCMは世界観があって本当にかっこいい。このメインヴィジュアルもモンスターが登場する斬新な構図でモデルによく目がいく。
強いて言うならタイポグラフィが気になる。本当にこのフォントでいいのか、こんなに顔の位置に近くていいのか。リップをもっと下にずらして右に寄せるべきだと思う。余白が少なくて窮屈に感じる。
あとイタリックにする意味はあるのか、こんなに大きい文字でいいのか。アイブロウペンシルを押したいのはよくわかるし、モデルを見てもアイブロウ商品の広告だとすぐわかるので、このサイズ感の「アイブロウペンシルZ」はやりすぎな気がする。

最近のケイトは芋っぽさがなくなった。トレンドのアイブロウカラーにも力をいれているし、デパコスに引けを取らないカラーラインナップとクオリティを提供していると思う。セルヴォークのから流行り出したこの3色構成のアイブロウパウダーは今やケイトが上回っていると思う。手の届きやすい価格帯から挑戦しやすいうえにふんわりした粉質が使いやすい。
同様のヴィセやセザンヌなどと比べると一番いいクオリティだと思う。




ケイトのいいところは丁度いい値段の高クオリティだと思う。モデルがつくりあげる高級感のあるブランドイメージももちろんのことだけど、今が一番「NO  MORE RULES」というキャッチフレーズがビッタリマッチしてると思う。
でも、CMのナレーションの語りすぎる感じはいらないと思う。



どことなくシュウウエムラに似た雰囲気を感じていて、でも何かが明確に違う。空気感は同じなんだけど、何が違うんだろう。まだわからないかも。

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