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【M3】MacBook Air or MacBook Pro ?

どうも今回はMacbookの話です。ちなみにMBPはMacBook Pro、MBAはMacBook Airの略です。多分この記事内でも混在してます。


M3

Mシリーズチップ3代目。ちょっと新機能があるので紹介。

  • 3nmプロセス

  • Dynamic Cashing

  • ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング

従来の(M1~M2)の5nmプロセスから3nmプロセスに進化。

Dynamic Cashingはリアルタイムにローカルメモリの使用量を各アプリに最適化して割り当てる機能だそう。要はメモリを今までより効率的に使えるということでしょうか。

レイトレーシングとは光の反射などを正確に演算、描画できる機能です。よくゲームなどで言われます。

以下参考

画面出力

ちなみにM3 Macbook Airの外部モニター2台出力機能の発表によって、一部アップデート必須だそうですが、M3チップ搭載のmacbook airとProで2画面出力できるようになりました。

AirとProの簡易スペック

他にも細かい違いがありますが、簡易スペック表。詳細は公式ページを参照。また価格はApple公式サイトにて2024/03/11時点のもの。

Air

メリット

  • Proと比べるといくらか安い

  • 瞬間的な性能はM3 Macbook Proと同等

  • 筐体が薄い(Air:1.15 cm/Pro:1.55 cm)

  • 閉じれば外部モニター2台出力

デメリット

  • 熱管理が不安

    • ファンがないため長時間&高負荷な作業は向かない

    • 夏などの室温が高い状況におけるサーマルスロットリング(cpu温度を下げるため動作能力を落とす)

  • Proと重さは変わらない(Air:1.51 kg/Pro:1.55 kg)

  • HDMIポートがない

    • 自分固有の話ですが、自分のモニターのHDMIが4k/60Hz(確か4k/30Hzまで)に対応してないので、ぶっちゃけなくてもいい。

  • イヤホンジャックが右にある(マウス干渉)

Pro

メリット

  • 熱管理がAirより優秀

    • ファンが搭載されているため長時間、高負荷にも耐性あり

  • スピーカーがAirより高音質

  • SDカード/HDMIポート搭載

  • イヤホンジャックが左にある

デメリット

  • チップ自体は同じなのにAirより2万(/5万)ほど高い

  • Airよりは分厚い

  • 内蔵ディスプレイの120Hzと外部ディスプレイの60Hzの差がどう作業に影響するかわからない

Air13とPro14

実際には13.6インチと14.2インチです。その差は0.6インチ差とcmに直すと1.524cmです。正直左右に並べなければ誤差と言えそうです。またトラックパッドのサイズが若干14.2の方が大きいようですが、これも並べて比較して使わないとわからそうです。

この組み合わせは価格差が最も大きく(54,000円)、差額が2万円になってしまう15インチより魅力的です。ただ15や14.2(Pro)と比較するとスピーカーが若干スペックダウンしていたり、15とと比べると作業領域が狭いなどと微妙なラインを攻めてきます。ちなみに筐体サイズによる放熱性の向上でM2機ではわずかに15の方がベンチマークが高くなるという結果も見られました。

Air15とPro14

こちらはAirの方が画面サイズが大きいです。サイズ差は1.1インチで2.794cmになります。13と14よりは差が大きいです。さすがに3cm弱変わるとそこそこ作業のしやすさは変わりそう。

また、当然ですが筐体サイズが結構大きいので持ち運びはちょっと面倒そう。

ただ、15インチで16/512GBだと258,800円とMBP278,800円と価格差が2万円とProが視野に入ってしまいます。

Air13と15

こちらは画面サイズとトラックパッド、スピーカーが主な違いでしょう。正直macbookの内蔵ディスプレイの作業が主になるなら15の方が良さそうです。ただあと2万円でProが手に入ると考えると、すごい悩みどころです。

まとめ

M3 MacBook Proは、AirのM3チップとチップセットが同じため、どうしてもcpuなどの差が詰まってしまいます。その分を補完するように、モニター(内蔵)やスピーカー、ファンなどの+αな機能でAirと差をつけていると感じました。

レビューなどをみている感じ、M3ProやMaxなどまでいくと性能差でAirと離れられそうですが、さすがにそれオーバースペックがすぎるかなと。

2万円にチップセット以外のメリットを見出せるか

色々考えてみてこの結論になりました。まあ13インチなら5万円になりますが。どのみちチップセットはM3固定(M2のMBPはもう販売されてないので探すのが大変)なので、基本的にはファンの有無、スピーカー性能、ディスプレイサイズの違いになると思います。この数要素の価値に2万円を見出せるかです。

M3のせいでポート数も基本的に同じです。ただMBPはSDカードスロットとHDMIが付いてます。M3Proチップとか、MシリーズのPro以上ならThunderboltが3ポートになっていたりしますが、M3Proはいささかオーバースペックがすぎないかと…

ちなみにAirの3.5mmジャック、左にない

ポート繋がりでもう一点。MBA、3.5mmジャックが右にあります。MBPは左にあるのに。これ右にあるとマウスとイヤホンのケーブルと干渉する可能性があります。それが細かいマイナスポイントになってます。

Proはファンが魅力的

自分の場合はProの細かいスペックの向上、特にファンの有無の価値がかなり高く感じます。ただそれでも2万円になるか?ファンの有無とかって考えてしまい悶々としています。

段々…

ただこの記事書いてて、Macbook Proという製品に憧れていて色々理由つけて書いたいだけじゃないか?、という疑惑が生まれました。多分そうなんですけど、自分が気に入れた製品を使いたいじゃないですか…


ちょっと外れますが

M2Proとかは?

たぶん性能的には互角以上です。ただ購入する先がないです。

もう生産終了品なのでどこも在庫限り、それでいてUSキーボードとなると本当に少ないです。まだM1Proの中古の方が多いです。また未開封品となるともっと少なく、ちょっと検索の方が面倒だなぁといった感じ。  JISキーボードなんてなくなればいいのに

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