見出し画像

M3 MacBook Pro 16/512GB

買っちゃいました。過去記事宣伝多めです。


今回の構成

前回のmac miniでもそうですが、CTOでカスタマイズしました。そろそろ最低メモリ容量が16GBにならないかなと思ったのは秘密です。

メモリ

8GBが標準なので16GBにアップグレードしてます。今1段階あげるのに3万円もかかります。mac miniの頃は2.8だが6万ほどだった気がしますが…(記憶怪しい)

容量にこれといった根拠はないのですが、windowsの自作の頃からずっと16GBなのと、割と複数アプリケーションでの作業が多いので多いに越したことはないなといった感じです。

キーボード

これはMac miniの頃からなんですが、miniを購入したときにせっかくだからと購入したMagic KeyboardでUS配列を選択したのですが、それ以来US配列しか受け付けなくなってしまいました。

そんなわけで配列をJISからUS配列に変更しています。

詳細は以下記事でも触れていますが、US配列は記号が割と打ちやすい配列で、プログラミングなどの機会が多い方は特におすすめです。

その他スペック

上記以外は何もカスタマイズしてません。ちなみに無印M3(*ProでもMaxでもないという意。以下M3)モデルでカスタマイズできるのは以下3つです。一部追記。

M3
16GBまたは24GBユニファイドメモリ
1TBまたは2TB SSD
96W USB-C電源アダプタ //←使うと高速充電可能

Apple_MacBook Pro_仕様

ストレージはもし足りなくなっても外付けでどうにでもなりますし、そこまで持ち出すこともないので、高速充電は不要との判断でアダプタも変更していません。

M3・スペック

正直M2の頃から文句ない性能だったのでこれといって、性能の向上が感じられるわけではないのですが、ベンチマーク的にはいくらか向上しているようです。それと猫を操作して冒険する「Stray」というゲームのプレイ動画も一応。

cinebench r23

passmark

cinebench 2024

グラフたち

cinebench r23 Multi and Single
cinebench 2024 Mutti and Single
cinebench 2024 GPU
Passmark

Stray比較動画

良かったところ・各パーツレビュー

Touch ID

これが何気便利です。macbook へのログインから権限の必要な設定変更などで使えます。ただパスワードの入力が必要な場面も多少あり(一部の設定やターミナルのsudo)、すべての場面でtouch IDが使えるわけではないようです。

それでもsafariでのログインなどがかなり楽になります。

ちなみに、mac miniでも対応しているMagic Keyboardを買えば使えます(確かApple sillicon以降のみ)ですが、6000円をケチって非搭載モデルを使っていたので、かなり感動ものでした。

キーボード

個人的にはすっごい好きです。今までMagic KeyboardやロジクールのMx keys miniをメインで使っていましたが、自分にとっては同等です。キーストローク自体は浅いのですが、ちょっと固いのかしっかり打鍵感があり打ちやすいです。

最近はトラックパッドにすぐ触りたいので、本体のキーボードを使っています。

また、キーボードは黒色で文字のみ白くなっています。バックライトが透けて見えるので、おそらくシールではないと思います。バックライトは自動で輝度調整がされるらしく周囲の明るさによって輝度が変わります。キーの色が黒なのでちゃんと光っている部分がわかります。Mx keys mini for macは白いせいで発光箇所が同化してしまっていたので…

トラックパッド

最高です。サイズもかなりあり、大体13x8cmくらいです。本体ディスプレイなら余裕で行き来できます。感度もよくジェスチャーも精度良く使えます。

ジェスチャーは設定で多少変更可能で、以下のようなものがあります。

「強めのクリックと触覚フィードバック」にて強めのクリック機能を有効にできます。
「調べる&データ検出」から検索機能を有効にできます。下画像参考。
「副ボタンのクリック」にて2本指での右クリックを有効にできます。

「ナチュラルなスクロール」ではタッチパネルデバイスのスクロールのように操作できます。ちなみにスクロールは2本指でスクロールです。
「拡大/縮小」「回転」はタブレットなどと同じですね。
「スマートズーム」はこれ書いている際にオフにしました。詳細は以下記事。

「ページ間をスワイプ」は2本指で左右にスワイプすることでsafariなどで戻る進むを操作できます。操作は3本指と2もしくは3、オフの合計4つ選択肢があります。
「フルスクリーン…をスワイプ」は全画面でアプリを使っている時などの仮想デスクトップ的な機能でデスクトップを3本スワイプで切り替えられる機能です。結構便利です。こちらは4本指とオフの候補があり合計3つの選択肢です。
「通知センター」は右端から2本指でスワイプすることでセンターを開けるようにできます。
「Mission Control」「アプリExposé」も同じようにオフ、3,4本で上下にスワイプすることで使用できます。Mission controlは割と使いますね。
「Launchpad」「デスクトップを表示」も似たようなもんです。

ちなみにMacbookのトラックパッド(少し前から?)は感圧式になっているようで、iPhone8以降(だっけ?)のホームボタンのようにパッド部を振動?させることでクリックを再現することで、物理的なボタンではなくなっているようです。そのためトラックパッドを良く見ながらクリックすると、ほとんど沈んでいないです。

そのため、強めのクリックという機能があり、2段階でクリック(クリックした後にもうひと押しできる感じ)するような感じで、iPhoneの長押しのような操作がMacBook でも使用できます。これを使うことで単語の検索やFinderでの名称変更やクイックルックなどが素早く使用できます。

ディスプレイ

本当に綺麗です。画素密度は254ppiとかなり細かく、画素もかなり見えないです。輝度に関してはXDR輝度に対応しているようで、1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度(HDRコンテンツのみ)に対応しているようです。確かにかなり明るくなります。またキーボードバックライトと同じく周辺光に合わせて輝度調整をしてくれます。


ppiとは

解像度とは、すなわち、画像を表現する格子の細かさであり、一般に1インチあたりのピクセルの数を表す(1平方インチあたりではない)。

ppi_wikipedia

ちなみに27インチ4Kディスプレイのppiは163ppiとなっていて254ppiという解像度の細かさがわかります。24インチFHDは92ppiです。

こちらも参考に。


また最大120Hzの可変リフレッシュレート「ProMotion」に対応しているので、画面が結構ぬるぬる動きます。カーソルの動きやスクロールが滑らかに感じます。

スピーカー

かなりいいと思います。正直オーディオレビューは苦手なので他のレビューを参考にしていただきたいですが、一応。

iPadなどと比べると低音がしっかりしている気がします。おそらくそこらのpcスピーカーよりは全然いいかと思います。

ポート

ポートは2つのThunderbolt / USB 4、HDMIポートとSDXCカードスロット、3.5mmのオーディジャックが搭載されています。また充電用にMagSafe 3ポートもあります。


HDMIのバージョンについては公式サイトなどから明記された内容は見つけられませんでしたが、4K120HzというスペックからおそらくHDMI 2.1かと思われます。


Thunderbolt / USB 4ポートは、充電、DisplayPort、Thunderbolt 3(最大40Gb/s)、USB 4(最大40Gb/s)に対応しています。

外部ディスプレイ

外部ディスプレイはDisplayPort機能としてのThunderbolt / USB 4ポート、もしくはHDMIポートから出力できます。

M3チップでは基本的に外部ディスプレイ(最大6K解像度、60Hz)は1枚までしか対応していないようです。ちなみにM3 MacBook Airは画面を閉じれば2枚出力できるようになったようですが、MacBook Proもバージョンアップで対応する噂がありますが、sonoma 14.4.1でも確認できてません。

M3Proなどではもっと増えるようです。


余談ですが、現在使っているモニターが少し古くHDMI が1.4なので、4K30Hzまでしか対応しておらず、Thunderbolt / USB 4ポートを使用しています。HDMIがあるのに勿体無い…

これはディスプレイ側の問題なのでMacBookのHDMIからはモニターが対応しうる限り最大6K解像度、60HzまでHDMIで出力できるようです。


良かった点

  • ディスプレイ、キーボード、トラックパッド、スピーカーなどの周辺機器的な完成度、性能が高い

    • ProMotion(最大120Hzリフレッシュレート)

    • Touch ID搭載 等々…

  • ファンの安心感

実は 無印M3 MacBook Pro は中途半端と言われることが多い印象です。確かにProと命名されている割にチップやポート数はAirとあまり変わらず(細かい変更あるでしょうが)性能的なPro感は少ないですが、ディスプレイなどの周辺機器は十分Proを名乗れると思います。

ProMotionはぬるぬるに感じますし、ファンがある安心感があります。Airはファンレス設計のため、軽く薄いですがどうしても排熱性能が不安で購入を躊躇っていました。精神的にも多少暑い環境でも気にしないで使えていいかなと思います。

気になった点

良かった点もそうですがちょっと人によるところもあります。

  • 外部ディスプレイ対応が1枚はちょっと少ない

  • マルチタスクをするなら14インチのみでは足りないかも

  • ポートが少ない

    • 周辺機器が多い人やUSBドングルのユーザはドッキングステーションなどの導入が必要

ここからはあくまで自身の環境での話です。

今ちゃんと使える外部ディスプレイは一枚なので特に枚数制限は困ってないのであまり大きな問題ではないです。またiPadのside carはカウント対象外なので普通に使えます。

ポートに関してはどうしても困ることはあります。基本的にディスプレイ用にThunderbolt / USB 4ポートは一個埋まっているので実質Thunderbolt / USB 4ポートが1つの状況が多いです。これに加えてiPadなどを有線接続していると、usbメモリなどのデバイスが接続できない時があったりします。

ただ、これは自分のちょっと特殊な環境のせいでもありますが、ポートは多いに越したことはないと思いますので気になる点ですね。ちなみにM3Proモデルなら左側にThunderbolt / USB 4ポートが1個増えます。

まとめ・あとがき

購入自体は1ヶ月ほど前なのですが、この記事を書いている時にはもうipad pro のM4が発表されていました。正直M4はもうちょっと後に出ると思っていた上、ipad proですが、ベンチマークが早速出揃ってきて数字の上ではかなり性能向上をしたようでなんとも言えない感じです。

ただM4のMacが出るのは少なくともWWDC(6月)以降でしょうし、基本的にWWDCはソフトウェア関連の発表がメインかと思うので、夏か例年通り秋のハード発表の頃ですかね?(私見です)

こんな理屈をコネコネして購入に対して後悔の念を抱かないようにしています。どのみち毎年進化していくのでキリないですしね。まあM3が結果的にレイトレーシング搭載などの世代交代1番目となって若干実験的な雰囲気を感じないわけではないですが。普通に性能には満足しているので全然いいです。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?