どうも今回はipadのステージマネージャの話です。

ステージマネージャーとは

だそうです。

macでも使用できる(こっちが本命?)機能なのですが、今までのようなウィンドウではなく、複数のウィンドウを一つのグループにまとめて管理する機能です。
やっている作業ごとにアプリをまとめておくような感じです。

iPadでマルチタスクができるようになった

ステージマネージャをipadで使用すると今まで以上にipadでのマルチタスク(ウィンドウ)が出来るようになりました。

今までのiPadだとsplit viewなどでの限られたマルチウィンドウでしたが、ステージマネージャを使うとpcのようなマルチウィンドウで作業出来ます。最大4ウィンドウです。

いい点

• 複数ウィンドウでpcのように使える

• YouTubeなどの擬似バックグランド再生ができる

• アプリの切り替えが楽

悪い点

• 隅っこスワイプジェスチャーが使えなくなる

• 左端からのスワイプで戻るジェスチャーがほとんど使えなくなる

  • アプリの履歴(最近使ったアプリ)が開くため

  • 全画面などでは使用可能なことがある

• ウィンドウのサイズ調整は左右どちらかの黒いマークで行うが、片方にしか出ないので一瞬迷う

なんか悪い点が多い気がしますが、自分が明確にデメリットだと思うのは隅っこジェスチャーただ一つです。

隅っこジェスチャー

正式名称はわかりませんが、ipad の下の左右の角からスワイプすることでスクショなどのショトカができる機能のことです。
これが結構便利で、Assistant touchより素早くスクショが撮れた

*apple pencilやジェネリックペンシル(こっちは対応してるか分かんないです)なら隅っこジェスチャーも使用できます。

スワイプジェスチャー

safariなどで画面の端からスワイプすると戻る進むの操作ができます。この機能が実質的にsafari全画面モード以外で使えなくなります。(safari以外であんまり確認もしてないですが…)

これの原因はステージマネージャ使用中には画面左側からスワイプすることで最近使ったアプリ(履歴)を表示できるようになったことです。これが戻るスワイプと干渉するようなったことで使用できなくなってしまいます。

ただ、詳細は後述しますがこの機能がipadでのステージマネージャ機能をかなり便利にしてるので一概にデメリットとも言えないです。

また、safariに関しては全画面で使用すれば一応スワイプジェスチャーを使用できます。

ウィンドウサイズの調整

iPad のステージマネージャ使用中にウィンドウのサイズを調整するには、左右どちらかに表示されているカーブなマーク(?)を動かすことで調整します。

ただ、このマークの表示位置(左右)はおそらく画面端との距離が長い方に表示されるのですが、たまに分からなくなったりします。

まあ2,3週間も使ってれば慣れます。

ちなみにマークは背景が黒いと反転して白くなります。

対応しているのは一部機種かつ使えない機能もある

実はiPadのステージマネージャは対応機種が少し複雑で、ステージマネージャ単体の機能は

• iPad Air（第5世代）

• 11インチiPad Pro（全世代）

• 12.9インチiPad Pro（第3世代以降）

おそらくM1(2)チップとA12X以降といったところ。

別モニターを使用したステージマネージャは以下の機種に対応しています。
iPad Pro の対応状況が少し変わってます。

• iPad Air（第5世代）

• 11インチiPad Pro（第3世代以降）

• 12.9インチiPad Pro（第5世代以降）

おそらくMシリーズチップ搭載端末のみといったところです。

モニターに接続してみた話は別記事にしようかと思います。

iPad だからこそのメリットがある

ここまではどちらかというとステージマネージャの機能の話でしたが、ここからはipadだからこその話です。今日の本命です。

iPadだからこそ

これはmacのステージマネージャで感じているデメリットなんですが、グループやアプリの切り替えをするごとにマウスを左側に持っていかなければならないんです。

これがipadだと、左からスワイプするだけで最近使ったアプリ(以下写真)を出せるんです。これがスワイプで戻れなくなった原因ですが。
スワイプでグループの切り替えができるのはかなり快適です。

ウィンドウ数の制限がちょうどいい

iPadのステージマネージャでは一つのグループでのアプリの数が4つまでに制限されています。メモリの安全確保かcpuの限界か知りませんが、5つ目のアプリを持ってくると起動していた内の一つが裏に行きます。

自分はおそらく無制限ならウィンドウを開きまくって、ステージマネージャの機能を潰す気がするので、このくらいがipadのサイズ的にもちょうどいい気がします。

まとめ

今回はipadのステージマネージャの話でした。

正直、メリットとデメリットの数の比較だと微妙な機能な感じもしますが、メリットの比重がかなり大きく感じられるので、導入ありがとうといった感じです。便利だと思わない人もいるでしょうがステージマネージャはオフにもできるので無いよりは有る方がいいかなって思います。

あとiPadは基本的に軽い製品が多いので、家の中でも持ち歩きやすくて好きです。