わたしのしょうもない物書き歴。後編

おはようございます。前回の記事の続きになります。生来の面倒くさがりが再来し、また更新頻度が下がってしまいました…。まぁ、もうほとんど書くことなんてあまりないのですが。

④ブラック会社員時代

フリーターを1年やったあと、とある企業に正社員として就職しました。まぁ俗に言うブラック企業でして、週6日勤務、朝8時から夜の21時まで勤務がほとんど。(基本は隔週土・日祝休み・定時は17時30分です)
月末の決算期には、23時まで残業していたり、家で仕事を持ち帰ってやっていました。
そんな状況でも、若かったんでしょうね、とある漫画とゲームにハマリ、(今思えば、上記の勤務状況でどこにそんな時間があったんだろう…。しかも、信じられない事に当時彼氏もいました。)それらの二次創作を書こうと、またもや個人的に同人サイトを立ち上げました(笑)
そこでまぁまぁの頻度でクソみたいなパロディ小説を携帯でしこしこ書いてましたね。今思えば、完全に黒歴史以外のなんでもありません。ですが、ここでもありがたい事に読者の方から感想や応援を頂けて、それを励みにブラック社畜OLとの両立ができたんでしょうねぇ(遠い目、しかも他人事)
ただただ純粋に、「文章を書く」「自分の作品を読んでくれる人がいる」「自分の作品を通じて人と関わる」ということがいかに楽しく、やりがいもあり、刺激になっていたのを覚えています。しかし、いくら若さ故とは言え、そんな平均睡眠時間3時間というナポレオンのよーな生活も長くは続きませんでした。仕事も更に忙しくなり、身体的にも精神的にも壊れてしまい、会社とモメにモメた末退職。
わたしが書いていた漫画やゲームのジャンルも、連載が完結したり、ファンの間で古参ファンと新規ファンで考え方の相違があったりと色々思うところがあり、個人同人サイトも閉鎖しました。

⑤ドロップアウト後

そんなわけでブラック企業を退職したわたしは、再就職にも失敗し、働くことが怖くなってしまいました。ブラック多すぎですな、この街。
当時飲んでいた心療内科の薬の断薬症状もかなり辛く、マジで地獄のような半年間でした。(当然この間無職です)
症状もかなり落ち着き、そろそろ社会復帰をと就職活動に励むのですが、なかなか決まらず不採用の嵐。
仕方がないからと、期間限定のフルタイムアルバイトや契約社員の仕事を転々としていました。それも約5年ぐらい。
はぁ~働くことも苦手だけれども、職場の人間関係を築くのも苦手なんですよねぇ。だから段々居づらくなる。結果、仕事が続かない。今は続かないなら続かないでいいやと思えるようになりましたが…。
あ、しまった、関係ない話が続きましたね。すみません。
それでも「文章を書く」ということは好きだったので、ちらほら書き始めました。今度は一次創作です。
当時はケータイ小説ブームでして、書籍化される作品が多々あり、このビッグウェーブに乗らない手はないだろうと言うノリでして(笑)いや、書籍化なんて大それた結果にならなくてもいいから、趣味の延長線上でいいから何かを書いて発表しよう、などと友人と話していました。
今思えば、当時から自分に会社勤めは、やれなくはないけどなんかしんどいと感じていたんですよね。何か違う稼ぎ方があってもいいんじゃないかと、ほんの小さな夢を持っていたんだと思います。
それで友人がなかなかに波瀾万丈の人生を送っていまして、(彼女もまた所謂生きづらい系女子)それをモチーフにフィクションのケータイ小説を発表しようと二人で企画しました。
二人だけの執筆チームの誕生です。
よく友人宅でストーリーの展開やキャラクター設定など、彼女が作ってくれた水出し麦茶を何杯もおかわりしながら、何時間でも打ち合わせしたものです。夢を追いかける若者達って感じですね。若いです。青春です。
そしてケータイ小説サイトに登録しては、またも仕事の合間にせっせと書いては投稿する日々…。
でも、その作品は完結はしていません。
先述の通り、わたしは長年非正規労働者という立場でして、月々のお給料は手取りで約11万円ほど、ひどい職場は約9万円なんてところもありました。(職種は事務、接客が多かったです)
いくら実家暮らしと言ったって流石にコレはキツいぞと思い、深夜のコンビニでアルバイトを掛け持ちし始めたり、忙しくなってしまい執筆活動を放置してしまいました…。
そうこうしているうちにわたしも最初の結婚とそれどころじゃなくなり……。
こうして気が付けば、かなり長い年月が経ってしまいました。

⑥そして現在。

イキナリ飛ぶんかい!まとめに入るんかい!と思われそうですが、最初の結婚~離婚後しばらくはとても執筆活動なんて出来る状況ではありませんでした。
元夫は精神的疾患持ちのうえに夢見る夢子ちゃんで仕事が続かず、生活費のほとんどをわたしが負担していました。要するにヒモです。しかし昨今のニュースを見て思うのですが、金持ちやバリバリ稼ぐ女性に経済的にぶら下がろうとするアラサー男性が増えたよーに思います。まぁこの類の男性は、昔からいましたが。この今までの人生において、年収200万円を超えたことがないわたしですら憑りつかれたんですから。当然生活はすぐに破綻し借金まみれ。歯磨き粉や台所用洗剤と言った生活用品すら買えない日が続きました。(このあたりのエピソードはそのうち書きますね)
やっと離婚後、借金の返済や二人で住んでいたアパートの退去費用も払わなければならないので、アルバイトの掛け持ちをまた始めました。ほぼ四か月間休みなしです。
いやー、アラフォーであの状況はキツかったですね。あんな無茶な働き方は若いうちしか出来ないです。その甲斐あって今では全て完済しましたが。ほぼ四か月ノンストップでお昼のお弁当を作ってくれた母や(アラフォーの娘なのに…恥)人生のどん底だったわたしの話をただただ聞いてくれた友人には感謝しております。(色々ツッコミ所もあっただろうに…苦笑)
そして運よく今の夫と出会い再婚し、体調を悪くしたこともあり仕事を完全に辞めました。ここからは以前の記事でちらっと書いた通りです。ありがたいことに専業主婦をさせてもらい、心穏やかに過ごせる時間が増え、少しづつですが体調も回復してきました。そこでこれからのわたしの働き方について二人で話し合った時、「これからはやりたいこと、やりかくても出来なかったことをしたら?」と言ってくれました。またコロナ禍ということもあり、「またどこかの企業で働くとしても、リモートだったり今までとは違った働き方をしてみたら?」とも。
そこでわたしがぼんやりと頭に浮かんできたのは、やはり今まで遠ざかってきた「文章を書く」ということ。志半ばで挫折した、友人とふたりで書こうとした彼女のお話のこと。
またそれを再始動することによって、それを色んな人に読んでもらえたら。何かを感じ取ってもらえたら。あの時の楽しさや刺激ややりがいが、また味わえたら…なんてことを考えたら、デージちむどんどんしてきました(そう言えば今週で完結ですね)
またどんな形であれ再就職したいと思っているので、仕事と家事との三足のわらじにはなりますが、そこはやはり無理しない範囲で。あと、先述の友人は、もうわたしのそばにはいません。なのでこれからは、わたしひとりで書くことになります。ひとりでも、大丈夫だと信じて。

…なーんて、クサい言葉で締めましたが、だいたいこんな感じです。書くことがほとんどないと言いつつ、長くなってしまいました。わたしのしょうもない人生同様、しょうもない経歴を(とも言えないか)つらつらとまた書いてしまいました。
また色々書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。最後に、ここまで読んだくださった方、ありがとうございました。



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