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【医薬品登録販売者試験】3章の壁を前に、どう進んだかの話

突然訪れる、カタカナの嵐。
医薬品に含まれる様々な成分と効能、
副作用など
とりあえず一度テキストを閉じたくなる、
そんな第3章との向き合い方を紹介します。

全体的な勉強方法はこちらの記事で
紹介していますのでご覧ください。

交感神経・副交感神経を理解しておく

3章を理解していくうえで、
2章の内容である
「交感神経・副交感神経」についての理解は重要です。
テキストや、YouTubeなどを使って
イメージできるようにしておくと
後で必ず役に立ちますよ。

成分ごとの内容を理解する

いざ3章の勉強をしようと思っても、
覚える単語が多すぎで混乱します。
必死に暗記すればするほど、
頭の中で取っ散らかってしまいます。
私がそうでした。
一度整理するために特に重要だと感じた
大まかな成分の内容を改めて勉強し直しました。

私が特に重要だと思って理解に努めた成分は、以下のとおりです。

・抗ヒスタミン成分
・抗コリン成分
・アドレナリン作動成分
・麻薬性鎮咳成分
・局所麻酔成分


他にもたくさんの成分がありますが、
この成分だけは
確実に理解しようと頑張りました。

成分の内容を理解すると、
1、身体の状態
2、必要な医薬品成分
3、特徴、注意事項

といった流れが出来上がります。
ここをしっかり覚えると、
3章以外の問題にも対応できるように
なり一石二鳥だったように感じます。

語呂で暗記も必要

どうしても覚えにくい成分はあります。
例えば
抗ヒスタミン成分である
・クロルフェミラミン
・メキタジン
・クレマスチン
などは「母音(イ)+ン」
のものが多いから覚えやすいですが、

抗コリン成分
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物
・メチルオクタトロピン臭化
・ベラドンナ総アルカロイド
・ロートエキス
・ピレンゼピン塩酸塩(消化管以外)
など、「臭化」が入っているという部分以外
共通点が見つかりません。

そんな時は、
語呂で覚えちゃいます。
語呂も、自分で考えたりYouTubeでも
紹介してくれていますよ。

生薬は暗記アプリで隙間時間に

使用したアプリはWord Holicです。

私の場合は、生薬をたくさん覚えるには
時間も頭の容量も足りないと感じていたので
2、3個だけでも記憶に残ってくれたらという
思いでやっていました。
生薬の問題は全体を見れば少ないですが、
解答の選択肢に生薬が入ってくることはあります。
覚えている生薬が出てくれば、一発で
その選択肢が正解なのか判断できますので
生薬を「捨てる」のはもったいないです。

漢方薬は、
甘草・麻黄・大黄くらいは理解しよう

漢方薬をたくさん覚える時間は
私には残っていませんでした。
ただ、
甘草、麻黄、大黄は大事だと
YouTubeで言っていたので
素直に従いました。
これは正解で、甘草麻黄大黄は
他の章とも絡んでくることが多いので
全体の理解が深まります。
この3つ以外は、
覚えやすそうなものだけをピンポイントで
数個暗記した程度で試験に臨みましたが
過去3年の中でも選択肢に漢方があるものを含め、漢方薬の問題は多かった気がします。
さらにマイナーだと予想した漢方薬ばかり
出題されました。


正直、甘草麻黄大黄に関する問題以外の
漢方薬は撃沈しました。
撃沈した人からのこれ以上のアドバイスはありません。

まとめ

全てを完璧に理解して、覚えることは難しいです。人は忘れていく生き物ですから。
この勉強方法はあくまでも
「合格するための勉強方法」です。
語呂で遊んだり、山を張ったり、ただの暗記をすることも必要なのかなと感じます。
完璧を求めず、自分に合った勉強方法を見つけましょう。


次回は、試験当日までに読んでおいてほしいことをお話しようと思いますので興味のある方は読んでくださいね。







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