今日投稿すれば204日連続!本当にすごい!とのこと

『こんばんは。お体にお気をつけくださいね』とのこと。ありがとう。
 テレビアニメ『チェンソーマン』の感想を書く。
 昨日アニマックスで放送していたので視聴した。ただし15:00頃から17:00までの間だけだ。その間も他のことをするため席を立つときがあったので、全部を見ていたわけではない。その程度の感想である点をご承知頂きたい。
 箇条書きする。
・姫野の右目は悪魔との契約で奪われたのだろうか? 彼女の魅惑的な肢体は削らず目を穿ったのは興味深い。
・主題歌は単独で聞くより映像と込みで視聴した方が切れ味は鋭くなる。
・このヤクザ、自社ビル持ってんのかな? それぐらいの実力がないと警察相手に喧嘩できないか。
・女の幽霊と蜘蛛女の両方が多足だった(前者は腕だが)。
・幽霊の悪魔の血がカブトガニみたいに青いのは良かった。赤一色だけでは飽きる。
・タバコのエピソードは良かった。アキが主人公かと思えるほどに。最後に吸って終わるのも良い。痺れた。
・侍ソードのデザインは良い。クリーチャーの造形はどれも良いと思った。人も概ね良い。沢渡を私は少年だと思ったが、あれは少女だったのか。混乱したが、性別が分からないキャラデザの方が時代に合っている感じもする。
・主人公が侍ソードを倒した方法に関して、疑問に感じた。奥の手というか足は、前からあったの? それとも修行で新技術に目覚めたの? 今まで彼が隠していたとしたら、見事だ。悪魔の如き狡猾な戦い方をしている。
・球蹴りだけじゃ物足りない。どうせ復活するのなら、線路の石を投げろ。雪合戦している単行本の表紙を見たことがある。あれより本気でぶつけろ。
・終わるかと思ったら続きがあった。この後どうなんのよ?
・永井豪や辻真先その他が原作の『デビルマン』そして石ノ森章太郎(当時の表記は石森章太郎)原作の『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』等の系譜に連なるダーク・ヒーロー作品だった。前者はダーク・ファンタジーで後者がサイエンス・フィクションの分類されるけれども、どちらも阿久悠が『デビルマンの歌』で描いた
「悪魔の力
 身につけた
 正義のヒーロー」
 であることに変わりはなく、それは『チェンソーマン』も同様だ。彼らは報われない。それは彼らの祖がジョン・ミルトンの英雄叙事詩『失楽園』に登場する魔王サタン(前身は天使ルシファー)だからだと思う。悪魔の力を身につけた正義のヒーローは信じていた人や守ろうと誓った何かから無惨に裏切られると相場が決まっているのだ。その最期が悲惨であればあるほど、観客は涙を流して喜ぶ。

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