ロケットモーゲージで優勝したR.ファウラーのデータがすごすぎた
24アンダーでC.モリカワとA.バドウィンとのプレーオフを制して、4年半ぶりの優勝を飾ったR.ファウラーですが、一体何が良くてこの大会を制することが出来たのか、データを見て振り返っていきたいなと思います。
まず、ラウンドの第一印象は、とにかくセカンドショットが寄りに寄っていましたね。
データから見ると、ストロークゲインドのアプローチ・ザ・グリーンでは4ラウンドアベレージ+1.639と試合に出場していた選手の中で4番目に良い数値でした。
ストロークゲインドとは、選手平均に対して何打稼いでいるか、損しているか、を示すもので、
例えば、あるホールの平均スコアが4.5打のところを4打でホールアウトすれば、+0.5打稼いだことになって、5打でホールアウトすれば-0.5損をしたことになります。
アプローチ・ザ・グリーンとは、Par4とPar5の2打目、Par3のティーショットで、選手平均に対して何打稼いでいるかを示します。
R.ファウラーのアプローチ・ザ・グリーンは1Rあたりに選手平均より+1.639打稼いでいたので、やはりセカンドショットがとても良かったんだと思います。
パーオン率も72ホール中61ホール(84.72%)もしていて、出場した全選集の中で2位タイの数値でした。パッティングに関しても、優勝しただけに1R平均+1.130と12位の成績でした。
強いて言うなら、フェアウェイキープ率が今ひとつという感じで、56ホール中35ホール(62.50%)で61位でした。
が、ティショットのストロークゲインドでは全体の21位で、1R平均+0.434打だったのでスコアの大きな崩れに繋がらなかったのだと思います。
最終日のバックナインではフェアウェイキープが2回と苦しみながらでしたが、プレーオフでは右ラフから見事に寄せてバーディを奪い優勝でした。
優勝したプレーの前ショットがpga tourのYouTubeに上がっていたので、一度見てみると良いですね!
https://youtu.be/8ozK8qq2d38
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