見出し画像

#16 根岸ステークス2024【予想】

 今週は開幕週の『東京競馬場』で根岸ステークスが開催。
 例年、1回2日目の開催ながら、差し脚質の台頭が顕著な一戦である。また1,400m戦ながら、臨戦過程の面では距離短縮で臨む1,600mの『武蔵野S』や1,800mの『チャンピオンズC』からのローテーションの馬に好走傾向が見られる。

 そこで近年の好走脚質から東京1,400mに求められる資質を分析し、好走傾向にあるローテーションの注目各馬の脚質展開予想を踏まえて評価。
 ダートGⅠ『フェブラリーS』の前哨戦に当たる本レースを制して、今年のダート戦線に名乗りを上げる馬を見定めていきたいと思う。


レース予想

-東京(ダート・1,400m)-

 東京ダート1,400mのスタート地点は2角の出口付近。初角の3角までは400m程の直線距離が確保されており、コース形態による枠順の有利不利はさほど大きくないと言える。
 スタート地点の脚元はダート。その点で芝スタートにおいて発生する外枠の優位性等も無いため、先行争いに関しては順当に内枠有利という程度。

 起伏の面での特徴はスタートから続く下り坂。スタートして200m程の地点で高低差1mの上り坂に差し掛かるものの、以降は直線まで緩やかな下りと平坦続き。
 また大きな競馬場故にコーナー設計も緩やかで、3角及び4角での極端な減速も必要とされない。
 端的に言えば、緩み所を見つけづらく、早いペースを誘発するコースと言える。

-好走脚質-

 続いて直近10年の『根岸S』好走馬の4角通過順に注目する。
 16頭立てを4分割しただけのザックリとした目安だが
 ・4番手以内から好走した馬は5頭
 ・5~8番手から好走した馬が9頭
 ・9~12番手から好走した馬が11頭
 ・13~16番手から好走した馬が5頭
となっており、目に見えて中団~後方に構えた馬の好走割合が多い。
 
 この傾向はコース形態から前半のペースが速くなることが多分に影響しており、ペースの落ち込んだ後半に中団~後方で溜めた脚を活かす競馬がハマりやすくなっているためと言える。
 実際、上り3Fのタイムを比較すると好走馬の約70%が上り3位以内を使っている。
 つまり、スピードを活かした差し脚質が圧倒的な優位性を確立しているということだ。

-展開予想-

 次に展開予想に入っていく。
 今回の出走するメンバーでハナを逃げたい脚質の馬は②ヘリオス、⑨エクロジャイト、⑪パライバトルマリンの3頭。ただこの3頭の前走のスタート後1Fのタイムを比較すると、距離短縮での臨戦ながら11.8秒と⑪パライバトルマリンの行き脚の良さが際立つ。
 『東京ダート1,600m』でハナを逃げて3戦2勝の実績からも、スムーズならばハナは⑪パライバトルマリンと想定。よってレースペースとしては、前半からタイトで後半も目立った緩みのないラップが刻まれるような近年の『根岸S』らしいものになると予想。
 よって傾向通り先行勢の脚色は直線で鈍り、後方で構えていた差し脚質の馬が早い上がりを使って上位へ食い込むような結果になるだろう。

推奨馬

◎⑭アルファマム
○⑫タガノビューティー
▲⑩サンライズフレイム
▲③フルム
△⑦エンペラーワケア
△⑯アームズレイン
△⑪パライバトルマリン

-推奨馬短評-

◎⑭アルファマム
 
前走『霜月S』では中団の後方を追走。同舞台での開催、想定と似た構成のラップを直線の差し脚一つで勝利。
 外枠に収まった点、行き脚の悪さはカバーしやすいだろう。また2走前の『ペルセウスS』では9着と凡走しているものの、これは極端にスローペースの展開で度外視。
 別定戦ということで斤量55㎏で出走でき、理想展開想定のこのレースなら初重賞出走でも勝ち負けまでできると見る。

まとめ

 今回挙げた推奨馬の推奨理由は追走ポジションによるものが大きく、似たような内容になるためやや割愛させてもらう。
 △に留めた⑦エンペラーワケアに関しては、やや位置取りに注文がつきそうと見て評価を抑えた。前や外を塞がれない位置取りを求めるとなると、時計課題が露呈する可能性も考慮して相手候補に

 続いて買い目については、【ワイド】【三連複】の券式を組み合わせようと思う。
 【ワイド】◎⑭から○⑫▲③▲⑩に流し、【三連複】◎⑭○⑫で二頭軸を組み、三列目に▲~△評価の馬を。計8点の馬券で堅実さと共に300%~1000%までの払い戻しを狙っていく。

 『根岸S』の予想は以上。今回の予想が参考になれば、スキとフォローをお忘れなく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?