あなたは、昔から感性がずば抜けて豊かでしたよね。いや…豊かすぎて怖いくらいでした。

結婚して、子供ができて、仕事もして、日々多忙な生活を強いられていたけど、あなたの感性は削られるどころかますます豊かになりましたよね。

わたしはそんなあなたが眩しく、その溢れるばかりの優しい感性をほんのすこしでも良いから分けて欲しいと常々思っています。

四季の彩りの変化、道端に咲いている何気ない花も、あなたの表現力で、魅力的な存在に早変わり。なんでなんでこの人の感性は透明感があって瑞々しく美しいのだろう。

ドレスが好きだと言っている乙女なあなたは、自然というドレスをまとうお姫さまのようです。

勿論、感性というヴェールをたなびかせながら…