「食べる」ことを大切に思う気持ち

私は社会人になって、
「あなたと話しているといつも食べ物の話になるね。本当に食べることが好きなんだね。」
と言われて、自分はそうなんだろうか、と考えるようになりました。
学生のときまでは、趣味嗜好が近い人間と付き合うことが多いので、社会人になるといろんな考えの人と出会うとは聞いていましたが、自分が何を好むのかを考えることはあまりないので、日々の交流の中で、自分が好んでいるものを発見しています。

「転生したらスライムだった件」という小説や、「一日の終わりにホッとする食べ方」という食に関する本などで、食事を大切にすること、楽しむことについて、うまくことばにできない自分の気持ちを少しずつ見つけています。

食べると幸せな気持ちになれますし、食べている間は嫌なことも飛んでいってしまいます。
食べたいものがあれば取り寄せたり、自分で再現したりして、なんとか食べたいと思います。
最近利用を始めたヨドバシの通販サイトでは食べ物以外ほとんど買ったことがありません。
結局突き詰めれば食材が物をいうということに気づき、小麦粉やバターなどは色々なものを買っては比べるということもします。
そう考えてみると、自分は確かに食べることが好きかもしれないと思います。
また、自分がおいしいと思うものは他人にも勧めたくなり、普段話にくい人にもそういうときはバシバシ話しかけたりします。

ぶたぶたさんのシリーズ小説もそうですが、本を読むことで、自分の考えを少しずつ整理していけることはとても楽しいし、人間らしい活動かもしれないと思います。

食事は面倒だから薬を飲むように簡単にしてほしいと考える人もいますし、体調がすぐれなくて思うように食べられない人もいます。
食べることそのものではなくコミュニケーションツールのひとつという捉え方でもよいので、食べて、ちょっとでもその人の疲れとか重荷が減ったり、楽しい気持ちになってもらえたらいいなあと思います。
ぶたぶたさんのお店や、居酒屋ぼったくりはそんな感じもあるので、日々お手本にしながら、自分の目標とする喫茶店の構想を今日も練っています。
練ってばかりいないで早く着手したらいいのに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?