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知らない身内。

某市役所から父宛に手紙が届いた。

「○○様(おばあちゃんの名前)の養子になる▲▲様が亡くなられて身寄りがいないので、○○様の実子の□□様(父の名前)が死亡届を出して頂けませんか?」みたいなお手紙。

え?!おばあちゃんに養子がいたの!?
聞いたことないけど!?

と、驚きつつ父へ手紙の内容を伝える。

父いわく、▲▲の名前は聞いた事あるし、養子の話も聞いた事あるけど、何せ幼い時だったし会った事も無い。とのこと。

しかし、縁は無いものの、おばあちゃんの養子だし、届けは出しても構わないというお答え。

早速、某市役所に電話。

担当の方から一通りの説明を受けたのちに、
「○○様のご長男の◇◇様(父の兄)にもご連絡つきまして、◇◇様も手続きできるとの事ですが、どうされますか?」

私は驚いてしまった。

何に驚いたかって?

父の兄である◇◇が生きていた事にです。

父方の家系がちょっと複雑で、
父には兄がいて姉がいて、
今回の養子になる兄がいるのだが、

おばあちゃんは所謂、妾という立場だったので、
父の姉は本妻の子供でこちらの家と縁はない。

父の兄は実兄になるのだが、どうにも問題が多数ある方でもう何十年も音信不通。
風の噂でどこかの家の養子になり、亡くなったと聞いていた。(調べてはいなかった)

で、ここに来て新たな養子の兄の存在である。

ふ、、複雑ぅ〜〜〜

とりあえず、生きていた◇◇の存在が出てきたので、一旦保留。もう一度父に相談する事になった。

◇◇が生きていて、
今回の件で自分がやっても良いって。と話すると、家族一同「え?生きてたの?」となった。

まぁ、とりあえず生きてた事は置いておいて、
今回の事はどうしますか?となったのですが、
◇◇がやってくれるなら、お任せしましょう。と
なり、そのことを連絡して今回の件は終了。

市役所の担当の方から「養子の件をご存知でしたか?突然のご連絡で驚かせてすいません。」と言われたが、驚きはしたものの実兄の状況が解ったので良かった。

意外と知らないだけで、色々と複雑な身内関係が調べたらあるのかも知れないなぁと思いました。

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