#08 ベターな金ETF&金投資信託を見つけるまでの長い道のり⑤(信託報酬)
結論はこちら↓
金(ゴールド)に投資するため、証券会社のサイトにある投資信託検索ツールで「ゴールド」と検索。ヒットしたものを信託報酬の大きさだけで投資を決め、4本の金投資信託を積立設定しました(※)。
(※)なぜこのような奇妙な投資をしたのかの顛末については、以下の最後の部分をご参照ください。
積立設定に時間がかかるため、積立設定時にほとんど読まなかった交付目論見書ですが、遅ればせながら目を通してみることにしました(本来は交付目論見書をしっかり読んでから投資しないといけません)。
金投資信託は金現物に直接投資しない
交付目論見書を読んでから気が付いたのですが、今回積立設定した金投資信託では金(ゴールド)を直接取引していませんでした。
いずれの金投資信託でも、運用会社は集めたお金で金(ゴールド)ではなく金ETFを取引していました。つまり、金(ゴールド)への投資は金ETFをとおして行なうかたちだったのです。
金投資信託は信託報酬が二重にかかる
そのため、金投資信託を購入すると、金投資信託に対する信託報酬だけでなく金ETFに対する信託報酬もコストとして発生してしまいます。
今回投資対象とした各金投資信託の信託報酬は次のようになっています。
「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」は投資先の金ETFを柔軟に組み入れるため事前に投資先を決めておらず、事前に信託報酬を算出できない状況になっています。
そのため投資先の金ETFにかかる信託報酬の具体的な数値の記載が目論見書にされていません。よってここでは「?」と書くことにしました。
私はauカブコム証券を使っているのですが、それぞれの金投資信託の信託報酬は上記の「合計」の数値が以下のように表示されています。
これは他の証券会社でも同じようです。「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」については金ETF分の信託報酬が加算されておらず安く見えるので注意が必要です。
金投資信託の詳細な信託報酬の検討はこちら↓
金ETFへの投資を検討する
金投資信託に投資すると、金投資信託と金ETFの両方で信託報酬が発生してしまいます。だったら金ETFに直接自分で投資すれば金投資信託に支払う分の信託報酬を節約できます。
また、私は金(ゴールド)の現物に投資したいという希望をもっています。投資先の金ETFが金(ゴールド)の現物に投資されているかどうかも気になるところです。
ということで、今度は金ETFについて調べてみることにしました。
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